群馬の植物園「ぐんまフラワーパーク」が、施設名を「ぐんまフラワーパークプラス(Gunma Flower Park +)」に改名。花とあそべる体感型施設として、2025年秋にリニューアルオープンする。
1992年に開園し、2023年より休園していた「ぐんまフラワーパーク」が、“Enjoy!花とあそぶ”をコンセプトに掲げて大幅リニューアル。美しい花々を眺めるだけでなく、花や自然を使った“あそび”を行うことができる体感型施設「ぐんまフラワーパークプラス」としてオープンする。
園内では、四季折々の花と緑を楽しめるガーデンや温室、花や自然を使ったアクティビティ、レストラン、カフェなどを展開。花と緑に囲まれた空間で、1年を通してさまざまな体験を満喫できる。
メインガーデンでは、バラやアジサイ、クレマチスなどのシグネチャーフラワーをはじめ、たくさんの花々を鑑賞。エリアごとに色のまとまりやグラデーション、ブーケにしたときの美しさを考慮して植えられており、さまざまな花の雰囲気を楽しめる。
平坦だった土地は、起伏やうねりをつけてリニューアルし、歩みを進めるワクワク感や全身で花畑を体感できる没入感を生み出した。花畑の中にはベンチやデッキテラスが設置されており、丘の高い部分からは花を見下ろして楽しんだり、地形が低いところでは花に埋もれて過ごしたりして、花々の多様な表情を堪能できる。
屋外には、野菜の花畑も。見慣れた野菜がどんな花を咲かせ、どう育つのか、季節ごとに変化する花々に親しむことができる。
温室は、自然に没入できる体験型の温室アスレチックとしてリニューアル。内部には蜘蛛の巣のようなネット遊具が設置され、虫の目線で遊びながら植物の形や色、香りに触れ合える。また、植物の中に浮かぶ回遊型の遊具も登場。揺れる足場のブリッジに乗ると、鳥の目線で羽ばたくように、巨大な植物の間を飛び交って遊べるのが魅力だ。
メインガーデンや温室では、初めてでもフローリストが選んだような色とりどりの花を束ねてブーケが作れるアクティビティを実施。温室は雨天時や冬の花摘みにも対応しているので、いつでも植物と触れ合う体験が可能だ。
レストランでは、群馬県産の食材をふんだんに使ったメニューを用意。店内は、群馬県の伝統工芸品「竹皮編み」で作られたトンネルやシェードランプ、園内を一望できる大きな窓、植物で彩ったインテリアなどで装飾される。