静岡・浜松の「ホテル九重」跡地を再開発。ホテルやレストラン、スパ、商業施設を備えた複合施設を2029年春に開業する予定だ。
「ホテル九重」は、舘山寺温泉を含む浜名湖エリアにあった高級旅館。天然温泉の大浴場や露天風呂を備えた和風の旅館で、1987年の開業以来長きにわたって営業してきたが、建物の老朽化などを理由に2021年10月末に営業終了となった。
そんな「ホテル九重」の跡地に、新複合施設の建設を計画。浜名湖の豊かな自然を生かしつつ、地域の特色を反映した独自のサービスを提供する、ホテル・レストラン・スパ・商業空間が一体となった施設となる。
ホテルは約50室の客室を備える予定で、浜名湖の風景と調和しつつも象徴的な建築デザインを採用する見通し。浜名湖の景色を眺めながら食事することができるレストランでは、地域の食材を生かした料理を提供する。また、サウナや上質な温泉を楽しめるスパ、浜名湖の特産品などが並ぶオープンモール形式の商業施設も整備する予定だ。
【詳細】
「ホテル九重」跡地 再開発
新施設開業時期:2029年春 予定
所在地:静岡県浜松市中央区舘山寺町2178