2010年11月11日、レオナール(LEONARD)の2011年春夏コレクションが発表された。会場はホテルオークラ東京。
レオナールにとって夏は自由と軽やかさの季節。
夏の海辺を連想させる、鮮やかなアイテムを身にまとったモデル達がランウェイを彩り、軽やかさとエレガンスに満ちあふれたコレクションを披露した。
コレクションの中核をなすのは、デイタイムのミディ丈ドレスとスカート。
得意のフラワープリントを、ターコイズ、イエロー、ピンクなどのビビッドカラーで落とし込み、深いマリンブルーとミックス。穏やかさ軽快さを、嫌みなく爽やかに表現した。
優美なシルエットを描き出すシルク、レザー、スエードには、花柄の刺繍やゴールドのスパンクルがあしらわれ、細かく手の込んだ職人の仕事が見て取れる贅沢な一品。今シーズン様々なブランドでキーカラーとして用いられたホワイトは、素材でオリジナリティを創出。柔らかなタオル地のベロアや、ワッフル地などを使いLEONARD流にアレンジしてみせた。
フィナーレではこの日のために来日したデザイナー、Daniel Tribouillard氏も登場。日本のファンに挨拶とともに、貫禄のショーを締めくくった。