ルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)の2016-17年秋冬コレクションは、1960年代のファッションアイコンである、アラン・ドロンへ敬意を込めたワードローブを展開。当時のスタイルを彷彿とさせるような、シックで大ぶりなダブルフェイスコートや、マルチカラーのボーダーニットなどが登場し、アイコニックなアイテムが楽しげに披露されている。
ダークトーンのパレットながら、挿し色を巧みに使い、ファッショナブルな高揚感を演出。ルシアン ペラフィネが得意とするスコットランド製カシミアセーターは、ペラフィネ自身の愛犬や、スキーヤーに扮したスカルなどのモチーフをインターシャで表現し、今季のアイコンとしている。
さらに今シーズンは、2つのコラボレーションが実現。“PEANUTS”とコラボレーションしたカシミア100%の上質なニットや、パリの老舗キャビア店 “キャビア・キャスピア(CAVIAR KASPIA)”とのコラボレーションによるラグジュアリーなセーターがコレクションに花を添えている。
かつてのファッションを彷彿とさせながら、アイコニックなニットウェアとの共演で現代的な要素もミックス。上質さや気品を兼ね備え得つつも、デイリーユースしやすい親しみやすさが漂うコレクションが完成した。