フット ザ コーチャー(foot the coacher)の2016-17年秋冬コレクションを紹介。
定番シューズはもちろん、今季は新型も豊作。伝統的なシューズをブランドらしくリファインしたり、少しパンキッシュに仕上げて新鮮味を出したりと、デザインバリエーションが非常に幅広い。また、新色としてネイビーが提案されている。
カジュアルにもオフィスにも適応したオールマイティなラインナップから、自分にぴったりの1足を見つけることができそうだ。
■BRITISH GILLIE SHOES(LEATHER SOLE)
トラディショナルなギリーシューズをモダンに再解釈したこのシューズ。本来、民族舞踊に用いられていた伝統深いギリーシューズのクラシカルな丸いラストをそのまま尊重することで、快適な履き心地を実現している。穴飾りを丁寧に施したシャープなデザインをのせて、調和のとれた1足に仕上げた。
■RESISTANCE BOOTS
カントリーとミリタリーの要素をミックスしたデザインには、2通りの履き方を。フロントのファスナー部分は取り外しが可能で、シューレースの通し方次第でレースアップシューズに変貌する。なお、分厚い靴底にはクッション性に優れた新素材「Vi-Lite」によるビブラムソールを使用。重厚感あるビジュアル以上の、ストレスフリーな履き心地を可能にした。
■CHAOS BOOTS
UKパンクカルチャーをブランドらしく磨き上げ、洗練された1足を創り出した。シボやプレーンのレザー素材、ステッチやカッティングのディテールなど、パーツのひとつひとつに工夫が凝らされたインパクトある仕上がり。ソールには、高品質で入手困難とされるビブラム社製の「GLOXI CUT」を使用。個性あふれるビジュアルと共に足を包み込む快適さも提供してくれる。
■CHAOS FRONT ZIP
カオスブーツ同様、UKパンクカルチャーをモチーフにした程よくロックなテイスト。フロントには、イタリアの老舗メーカー「RACCAGNI」のファスナーを用いることで、さり気なく上品さを演出した。また、このシューズのポイントは、アッパー部分。なかなか目にできない手法である、スエード同士の丁寧な編み込みが施されている。
■RESISTANCE BACK PACK (左)
■MINIMAL BACK PACK (右)
今シーズンの目玉のひとつであるポーター(PORTER)とのコラボレーション。収納性の高いブリーフケースタイプなどバッグ全4型が提案される。その中でもピックアップしたいのは、品格と重厚感ある見た目と、機能性を両立させたバッグパック。
「RESISTANCE BACK PACK」は、クロスするジップポケットをユニオンジャックに見立てたデザイン。素材には、耐久性に優れたファブリックを採用し、ジッパーまでこだわることで最軽量化を目指した。一方、「MINIMAL BACK PACK」には、幾重にもコーティングされたしなやかな素材を用いることで、防水性を完備。想像以上に軽量かつ、背中にきちんとフィットしてくれるため、背負う際の負担が極力軽減されている。
【詳細】
フット ザ コーチャー 2016-17年秋冬コレクション
発売時期:2016年9月中旬より順次