ポーラ・トーマスが手掛ける人気ブランド「トーマス ワイルド(THOMAS WYLDE)」10シーズンを記念した写真集「TEN TIMES ROSIE」にロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Rosie Huntington-Whiteley)がモデルとして登場する。
ロージー・ハンティントン=ホワイトリーは、トップモデルとして活躍後、映画「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」ではヒロインに抜擢されて女優デビュー。イギリス出身の彼女は、貴族の流れをくむ由緒正しい家柄出身で、近年ファッション、ビューティー、映画と熱い視線を浴びている。
ロージーが今回演じるのはトーマス ワイルドの10シーズン分のスピリットを表現する10種類の独特なキャラクター。撮影はイギリスの著名フォトグラファー ランキン(Rankin)、そしてファッションエディター兼コンサルタントのマリャム・マラカポアー(Maryam Malakpour)がスタイリングを手掛けた。「TEN TIMES ROSIE」は、今年4月にLA周辺のアンボイソルトフラッツ、ジョシュアツリー国立公園、シャトーマーモントやダウンタウンで撮影され、ランキン、ポーラ・トーマス、マリャム・マラカポアーのクリエイティビティーと衣装的才能が凝縮されている。
左) デザイナー ポーラ・トーマス
イギリス人デザイナーのトーマスであるが、意外にもイギリス本国ではトーマス ワイルドのコレクションは発売されていなかった。ロサンゼルスからスタートし、10シーズンを経て世界的な注目を集め、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリー、ミーガン・フォックスなどセレブに熱烈に支持されるブランドに成長した。そして今年、2011年、トーマスワイルドのコレクションが初めてイギリスで発売された。そんな記念すべきシーズンに発売される「TEN TIMES ROSIE」は、ポーラ・トーマスにとって特別なプロジェクトなのだ。
ポーラ・トーマスは次のように語っている。
「私にとって、とても特別なプロジェクトです。ロンドンとそこでの私の経験がトーマス ワイルドの美を特徴付けています。世界的に才能ある他の2人のイギリス人とこれに取り組み、ロンドンファッションウィーク期間中にイギリスで写真集を出せたことは、とても意味のあることです。この写真集の一連の画像はそれぞれ、私の作品のドラマを完璧に表現してくれています」。