エルメス(HERMÈS)がメンズの期間限定ブティックを伊勢丹新宿店メンズ館にオープン。期間は2017年3月1日(水)から14日(火)まで。
限定ブティックのキーワードは「Vetement-objet」。メンズ部門のアーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアンがクリエイションのキーワードとする「オブジェのような洋服」を意味する。その心は、「流行に左右されない“あなたの暮らしに永く添い遂げるワードローブ”」。シーズンが過ぎると着られなくなるものではなく、家の中のクロゼットから何年先も取り出され、いつまでも着ることができる洋服、そして小物のことだ。
オープンしたエルメスの期間限定ブティックは、ホワイトを基調にした清らかな空間。一見シンプルに見えるが、随所に趣向が凝らされている。壁には白いタイルが敷き詰められ、そのタイルとタイルの間や床には、2017年春夏コレクションのキーカラーが、まるで“染めもの”のように淡く色づいている。
2017年の春夏コレクションは、ジョーヌ・スーフル(サルファー・イエロー)、ブルー・コバルト、ローズ・ティリアン(マゼンタ)といった、服から溢れだしそうな印象的な色をキーカラーとし、軽やかなジャケット、シャツ、パンツが展開されていた。店内ではそのようなコレクションから、プレタポルテを中心に、靴、レザー製品、ネクタイなどをセレクトして販売。
さらに、ここだけでしか買えないアイテムを紹介する。例えば、ランウェイにも登場したタイ・ダイのシリーズのシルクシャツ。期間限定ブティックのみでの展開となるのは限定カラー「マリン」だ。他にも、レザーを蛇腹に折りたたんだ、シンプルなカードケースも2色が登場する。合わせてレザーのブレスレットもチェックするべきだろう。
また、エルメスファンであれば知っておきたい1点もののアクセサリー「トゥアレグ」シリーズのブレスレットも限定ブティックで販売されている。ちなみに、ベルトのバックルは、伊勢丹限定での販売だ。
「トゥアレグ」はアフリカの遊牧民族のことで、彼らが1点1点手作業で彫金をしているため、入荷数はとても少なく、次の入荷がいつになるかもわからない。職人の技術を大切にしているエルメスならではのアイテムと言えるだろう。
【詳細】
エルメス “Vêtement-objet” 期間限定ブティック
期間:2017年3月1(水)〜14日(火)
場所:伊勢丹新宿店メンズ館1階=プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10:30〜20:00
TEL:03-3352-1111 (大代表)