表参道ヒルズでは、2017年11月8日(水)から12月25日(日)まで、アートを取り入れたクリスマスイルミネーション「OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2017 with Panasonic Beauty」を実施する。
今回のクリスマスイルミネーションでは、表参道ヒルズ初の、“アート”を取り入れたクリスマスツリーが登場する。制作を手掛けるのは、フランス人建築家・デザイナーのエマニュエル・ムホー。日本の伝統的な「間仕切り」と、東京の「色」・街並みの複雑な「レイヤー」からインスピレーションを得て、色で空間を仕切る「色切/shikiri」というコンセプトを生み出した。今回のツリーもまた、「色切/shikiri」のコンセプトによって生み出されている。
建築、インテリア、プロダクトデザインまで幅広く手掛ける東京をベースに活動するフランス人建築家・デザイナー。「空間を色で仕切る」というコンセプトから、色を平面的ではなく三次元空間を形作る道具として扱い、ファッションブランドではイッセイ ミヤケのショーウィンドウ、空間デザインなどを手掛けている。
巣鴨信用金庫 志村支店のデザインにて「Design for Asia / Silver Award」「International Architecture Awards」など数々の賞を受賞。以降も巣鴨信用金庫のデザインを手掛けている。
エマニュエル・ムホーの手掛けるクリスマスツリーは、表参道ヒルズの吹き抜けに設置される。70cmの三角錐を重ねた高さ約7mの白いメインツリーを中心に据え、周囲の空間を、100色使用した約1,500本のミニツリーが埋め尽くす。開放的な吹き抜けのスペースにカラフルな“色の森”が広がっているかのようだ。紙製のツリーが繊細な光をまとい、様々な色合いを表現。見る角度や場所、時間によって異なる色合いを楽しむことができる。
さらに、30分ごとに約3分間の特別演出「EMOTIONAL REFLECTION」を実施。鈴の音に呼応するようにミニツリーが輝き、オリジナル音楽の音の重なりから生まれるリズムに連動してメインツリーの色が変化する。メインツリーは黄色、ピンク、緑、青など様々な色に変化した後、最後は虹色になってクライマックスを迎える。幾重にも重なる色のグラデーションが幻想的な空間を演出する。
本来人間が識別できる100万色の内、現在認識されている色は極僅かであることに着目した作者のエマニュエル・ムホー。「かつての日本には萌黄色、浅黄色など伝統色と呼ばれる色が数多くあり、それが日常だった」と考え、色の重なり合いによって、色本来の姿を見せ、人々の色彩感覚を呼び起こすエモーショナルな演出となっている。
表参道ヒルズクリスマスイルミネーション開催初日となる2017年11月8日(水)には、女優・佐々木希を招いて点灯式を開催。色鮮やかなツリーをバッグに、結婚後初めて迎えるクリスマスや点灯後のツリーを観た感想について話してくれた。
OMOTESANDO HILLS CHRISTMAS 2017 with Panasonic Beauty
会期:2017年11月8日(水)~12月25日(月)
点灯時間:11:00~23:00
※初日の11月8日(水)のみ、点灯式終了後に点灯。
場所:表参道ヒルズ
住所:東京都渋谷区神宮前 4-12-10
■特別演出「EMOTIONAL REFLECTION」
時間:各日初回は11:30~、最終回は22:30~(30分ごと、1日23回)
【問い合わせ先】
総合インフォメーション
TEL:03-3497-0310