2012年2月24日、ジル サンダー(JIL SANDER)は、ジル サンダーグループのクリエイティブ・ディレクターにジル・サンダー(Jil Sander)が復帰することを発表した。2012年2月27日付けをもって現クリエイティブ・ディレクター、ラフ・シモンズ(Raf Simons)は辞任し、ジル・サンダーは翌28日からの復帰となる。
ラフ・シモンズは2005年7月1日にジル サンダーのクリエイティブ・ディレクターに就任。今年2012年秋冬ウィメンズコレクションがジル サンダーでの最後のコレクションとなった。
ジル・サンダー本人は、今回の復帰について「本当にハッピーでエキサイティングなことです。ファッションのトレンドは変化し、シーズン毎に進化しますが、ブランドの中心となる部分は変わりません。ジル・サンダー ブランドの現代のアイデンティティをデザインすることは、より大きなチャレンジであり、より大きな喜びとなるでしょう。それは予想以上に素晴らしい時間になると確信しています。」と語り、喜びを示した。
ブランド創業者の復帰を迎え新たなスタートとなるジル サンダーに、今後ますます注目が集まりそうだ。