第14回東京ガールズコレクションレポートVol.5 ‐ BEAMSなど人気カジュアルブランドの最新ルック

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2012年3月3日に開催されたガールズファッションの祭典、第14回東京ガールズコレクション(以下TGC)から、国内外の人気ブランドを取り扱い、幅広い層に人気のセレクトショップの2012年春夏最旬コーディネートを紹介。トレンド感たっぷりのショーは見どころ満載で、観客を興奮の渦で巻きこんだ。またTGC当日に渋谷パルコにオープンした、アヴリル・ラヴィーンがプロデュースするブランド、アビードーン(Abbey DAWN)もステージに登場。

■ラブドゥローズ(Lovedrose&Co.)

ナノ・ユニバースが手がける、ヴィンテージライクなアイテムを得意とするセレクトショップ。ステージの大型スクリーンにはオペラホールのようなグラフィックが映し出され、踊り子に扮したモデルがバレリーナのような振付けをしながら、トゥシューズを片手にランウェイを歩いた。シフォンやシースルーなどのエアリーな素材感と、ヌードカラーやスモーキーベージュなどのスキントーンのアイテムで全体を統一。ふわりとしたAラインのワンピースやシフォンのブラウスなど、柔らかく女性らしいシルエットも、ショップコンセプトの“愛される女性”のスタイルを表現している。

■カージュ(Khaju)

“花が持つ｢可愛らしさ｣「華やかさ」などの魅力をエッセンスに加えたMIXスタイル”をテーマに、女の子らしいカジュアルスタイルを提案。例えばシャーベットカラーのロングスカートにロックなプリントTシャツをインしたり、ガーリーなトップスにあえてアジアンテイストなストールやハットを合わせたり、ルールにとらわれないコーディネートで、デイリーカジュアルに新しい風を送り込む。ファーストルックには人気タレントのスザンヌが登場し、観客席からは大きな歓声が上がった。

■ビームス(BEAMS)

日本のカジュアルファッションを牽引するビームスは、ベーシックなアイテムから遊び心のあるアイテムまで幅広く扱い、トレンド感のあるスタイルを提唱する。今季はヨーロッパのサーフスタイルに注目。チェックシャツに大柄のフラワープリントのロングスカートを合わせたコーディネートや、エスニックなタイダイプリント、ユーズドの雰囲気のアイテム使いで、ハイセンスな“リラックスカジュアル”スタイルを披露した。

■アビードーン(Abbey DAWN)

「アヴリル自身が着たいと思う服」がコンセプトのブランド、アビードーンが日本初上陸！スカルモチーフやネオンカラーが特徴。ビッグチェーンのネックレスやハードなスタッズつきのチョーカー、グローブなどパンチの効いたアクセサリーもロックな気分を盛り上げる大事なアイテムだ。アヴリルのプロモーションビデオから抜け出してきたような、カラフルでロックなコーディネートが満載で、彼女の世界観にどっぷり浸れる楽しいショーとなった。