2018年にオリジナルカラーで復刻した「セル ヴェノム(CELL Venom)」は、もともと長距離ランニングを目的に開発されたトレーニングシューズ。発売当時、最高級のクッション性を誇った「プーマ セル テクノロジー」を搭載したシューズとして話題を集めた。
「MLP574」は、ニューバランスの「574」シリーズが世に出る前に存在した幻のプロトタイプを忠実に再現したもの。このプロトタイプは、90年代前半に「M576」の次に作られたと推定されており、オフロードランニングシューズの系譜である500番代に属するモデルだ。「M574」は今や街で見かけない日はないほどの定番モデルだが、「MLP574」は今まで復刻されることのなかった幻の1足。「万能なニューバランスのスニーカーが欲しいけど、人と同じのは嫌だ!」といった人には持ってこいだ。
Made in U.S.A.のフラッグシップシリーズとして、数多くの傑作モデルを排出している990シリーズ。ファーストモデル「M990」は、「On a scale of 1000, this shoe is a 990(1000点中990点)」というキャッチコピーの元、ニューバランス渾身のランニングシューズとして1982年に初登場した。こちらはクラシカルなルックスが特徴のオリジナルの「990v1」。現在では「990v4」まで、アップデートされたモデルが発売されている。
「990v5」は、ニューバランスのフラグシップモデル「990」シリーズの最新作。アッパーは、前モデル「990v4」を踏襲しつつ、“バージョン5”を表す“Ⅴ”のヒールプリントや、サイドに足首のホールド性を高めるTPUパーツを配置する新デザインを採用。素材には、風合い豊かなピッグスキンスエードと通気性に優れたメッシュを使用し、クリーンかつモダンな雰囲気の一足に仕上げた。
こちらも定番モデルの「996」。「574」シリーズと一見同じように見えるが、その違いはソールに。「574」シリーズのソールが「エンキャップ(ENCAP)」なのに対し、「996」シリーズはクッション性と軽量性に優れた「REV LITE(レブライト)」を採用している。
「1500」は、オリジナルが発売された1989年当時のテクノロジーを集結した一体成型ミッドソールを搭載し登場したスニーカー。「1600」「1700」より少し細身のシルエットや、サイドの「N」マークが小さめに施されている点が特徴だ。「M1500」は英国製ならではのクラフトマンシップを感じさせる精巧な仕上がりのレザーアッパーのものが多く、モダンな雰囲気ながら機能性も兼ね揃えたスニーカーは、どんなシーンでも活躍しそう。
左から) M1700 グレー 34,000円+税、ホワイト 39,000円+税
オリジナルは、1999年に39,000円という高価格で発売され、その価格に見合うテクノロジーと履き心地で当時日本で話題となったアイテム。ブランド生誕110周年のアニバーサリーイヤーとなる2016年、初めてオリジナルと同じMade in U.S.A.で復刻された。素材、機能、価格ともにニューバランスのスニーカーの中で最高峰と位置付けられる1足に一度は足を通してみたい。
ニューバランスの歴史112年の中でも、画期的な商品を数多く排出した90年代に着想を得た「X-90」は、過去のデザインを洗練させたシンプルなアッパーと、90年代の主流であったボリューム感あるソールを融合。また、クッション性と安定性に優れたミッドソールは、「990V3」の特徴あるデザインラインや、「991」のクッション素材「アブゾーブ」、そして「992」の立体感をブレンドしたものとなっている。
インスタポンプフューリー OG(ブラック/ハイパーグリーン/リーボックレッド/ホワイト) 19,440円(税込)
1990年代のハイテクスニーカーブームを「ナイキ エア マックス(NIKE AIR MAX)」と共に支えたリーボック(Reebok)屈指の名作ランニングモデル「インスタポンプ フューリー(INSTA PUMP FURY)」。近年では素材やカラーもモダンにアップデートしたモデルも数多く登場し、シーズンを問わず履ける一足として今なお成長を続けている。
ポンプ シュプリームは、定番モデル「インスタポンプフューリー」にも搭載されている「The Pumpテクノロジー」を装備。中央に配された球体から送り出される空気が、トップから中足部にかけて幾何学的な模様を描くように浮かび上がり、洗練された都会的な印象を添える。
フューリーライト 10,260円(税込)
「フューリーライト」は、1994年に登場したリーボック クラシックの最もアイコニックなモデル 「インスタポンプフューリー」にインスパイアされ、そのDNAを受け継いだモデル。スリッポンタイプのフォルムは「インスタポンプフューリー」のデザインを踏襲。アッパーには通気性の高いメッシュ素材を、ソールにはミッドソールとアウトソールが一体型になった「3D ULTRALITE SOLE」を採用する事で、優れた軽量性・ クッション性・耐久性を同時に実現した。
1990年に登場した「ベンチレーター」は、“軽量且つ速く走れる”をテーマに作られたランニングシューズ。日本語で「送風機」という意味の通り、サイドに搭載されたウィンドウメッシュによる高い通気性が特徴。またクッショニングには、軽量の衝撃吸収素材・ヘキサライト、さらにアーチ部分には、ポリウレタンエラストマーを搭載することで、着地から蹴り出しの安定性を高め、スムーズな足運びを実現した。
DMX RUN 10は、リーボック独自の「ディエムエックス・ムービング・エア・テクノロジー(DMX Moving Air Technology)」を初めて搭載したランニングシューズ。最大の特徴はソールに搭載された"エアポッド"。足が地面に着くたびに空気が圧縮され、エアポッド内の空気が異なるゾーンの間へ押し込まれることで、優れた安定性とクッション性を生み出している。
1990年に発売されたアシックス(ASICS)の軽量ランニングシューズ、ゲルライト スリー(GEL-LYTE III)。大胆な配色やランニングシューズとしての機能は維持しつつも、スタイリングの決め手となる進化をとげてきたアイテムだ。GELによるクッション性と、ベロ部と足首部を一体化させ、縦に大きく二分割したスプリットタンが特徴的。
ゲルライト ファイブ(GEL-LYTE V)は1993年に発売された、洗練されたデザインとGELテクノロジーによるクッション性に優れた一足。さまざまなシーンに着用できる柔軟なフィット感を特徴とし、履き口と一体化したシュータンが印象的だ。
アシックスタイガー(ASICSTIGER)の「GEL-PTG(ゲルピーティージー)」は、ミドルカットの「GEL-PTG MT(ゲルピーティージーエムティ)」をローカットにアレンジしたモデル。ホワイトをベースに黒のアシックスストライプを施している。もともとバスケットボールシューズがベースだが、日常で使えるようカジュアルにアップデートした。
1980年代に発売したトレーニング向けシューズ「ビッカー(VICKKA)」をベースにしたモデル「ゲルビッカー TRS」さまざまな動きの中で安定性を高めるためにラバーソールをカップ状にした当時の設計を再現。さらに、衝撃緩衝材「GEL(ゲル)」をかかと部に搭載し、クッション性を高めて、よりモダンにアレンジ。