ウォルター・マーティニー社により、1925年、「スペルガ(SUPERGA)」の展開をスタート。
ヨーロッパの人々に愛され、またリゾート地でよくみかけるキャンバススニーカーを展開するブランド「スペルガ(SUPERGA)」。特に「2750」は強い支持を集めている。ベーシックで洗練された雰囲気のデザインが、セレブリティを始めとした幅広い層から愛されてきた。
ブランドの歴史は、1911年に、ウォルター・マーティニー社が設立されたことに始まる。当初タイヤ等をメインに取り扱っていたが、1925年、スペルガ(SUPERGA)ブランドのゴム底靴を発表。1934年、すでに展開していたテニスシューズに加え、バスケットボール、ヨット、体操といったカテゴリーのスポーツシューズを発表。その名声はイタリアのみならず、ヨーロッパ中に知れ渡った。
51年にはイタリアが誇るタイヤメーカー PIRELLI(ピレリ)社の傘下に入ると、業績は急成長。52年に200万足であった生産数が、75年には1200万足にまで増加。さらに1975年からはスポーツウェアの展開も開始し、スポーツの総合ブランドとして確固たるポジショニングを築いた。
93年に商標権者がPIRELLIからイタリアのSo.PA.Fグループに移り、2004年にはスポーツウェアで有名なKappaなどを手掛けるベーシックネットグループがワールドワイドのライセンス権を取得。
スペルガを代表するロングセラーである「2750」を中心としたクラシックモデルの展開で、世界中のファッションフリークを魅了することに成功。スワロフスキーを始めとした、様々なインパクトあるコラボレーションが注目を集めた。
2012年春夏シーズンより、メアリー・ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)とアシュレー・オルセン(Ashley Olsen)のオルセン姉妹がクリエイティブディレクターに就任。