1994年、ジュゼッペ・ザノッティが創業。ブランド名は「ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)」。
1994年、イタリアにて、ジュゼッペ・ザノッティが自身の名を冠したブランド「ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN)」を設立。自身のブランド設立前、1980年代の初めには、DJの世界に夢中になり、様々な分野の才能豊かな人々と接触。その後、プレタポルテのファッションショーに傾倒してファッションの道を志す。カサディ(CASADEI)で働いていたこともあると言われる。
フリーランスで職人工房のデザインを手がた後に、才能が認められてメゾンの靴を手がけるようになる。90年代にヴィチーニを買収。小規模な靴メーカーだったが徐々に部門を強化、充実させていき、クリエーションとハイレベルな職人工芸を融合させた靴造りを目指す。2000年にはミラノにブティック1号店をオープン。その後、世界の主要都市にショップを出店するにまで至る。
クロコダイル、パイソンなどの高級な素材を多く使用する。デザイン性が非常に高い部類に入り、魚の骨をモチーフにするデザインなども過去に発表した。色使いはカラフルなものが多く、デザインも奇抜でセクシーな靴が多いが、同時に洗練されたイメージもあるため、トータルで見ると、それほど奇抜さやセクシーさが強調されていない。オリジナリティ溢れるユニークなデザインと評されることが多く、1つ1つの靴に個性がある。
同じグループのブランド、ヴィチーニ(VICINI)の価格帯はジュゼッペ・ザノッティ・デザインに比べるとややリーズナブルで、ヴィッチーニはディフュージョンラインのような位置づけとなっている。コラボレーションも積極的に行い、バルマン、タクーン、クリストファー ケインなどがその代表。
2008年、東京の銀座に初の直営路面店をオープン。また同年、プロエンザスクーラーとライセンス契約を結び、靴の製作・販売を手がけることを発表。
2017年、ブランド名を「ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN)」から「ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)」に変更。