芸術家の人生の物語を上映する「アート・オン・スクリーン」が日本に初上陸。2018年6月23日(土)を皮切りに、東劇をはじめとする全国の映画館で上映される。
『ダヴィデ』アカデミア美術館 (R)デビッド・ビッカースタッフ
「アート・オン・スクリーン」は、誰もが知る世界的な芸術家が、どのように傑作を生み出したのか、その人生に迫る物語を映画館で上映する企画。芸術の本場・ヨーロッパで好評を博し、美術館で働く学芸員が見ても初めて気づくことがあるという程、充実した上映内容となっている。
クロード・モネ『印象、日の出』 1892年
2018年の上映ラインナップは、ミケランジェロ、モネ、ゴッホを題材にした作品。東京・上野の国立西洋美術館にて6月19日(火)から展覧会「ミケランジェロと理想の身体」が開催され、「モネ それからの100年」が7月14日(土)から横浜美術館にて開催されるなど、話題性・注目度の高い芸術家を特集する。ゴッホも、2017年開催の大規模な展覧会「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」が記憶に新しい。
第1弾となる『ミケランジェロ:愛と死』では、ヨーロッパ各地の製図室からバチカン、ローマ、フィレンツェの美しい教会、美術館を巡り、ミケランジェロの波乱の人生を追体験。ミケランジェロ本人の言葉や専門家の解説により、ミケランジェロが残した傑作を通じて彼の謎めいた人生に迫る。解禁された予告編からは、彼の創作人生にも迫ることができる内容が伝わって来る。
『私は、クロード・モネ』は、彼が残した2500通を超える手紙や彼自身の言葉を通し、今まで知られていないかったモネの一面を紐解いていく。印象派を生み出すきっかけとなった傑作を描き、同時代の画家に最も影響を与えた1人であるモネ。彼が生きた時代を象徴的かつ美しく描いた作品だ。そして、『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』では、ゴッホ美術館のキュレーターの独占インタビューなども盛り込み、今までにないゴッホの世界を紹介している。
芸術家達の作品を楽しみながら、映画館では個々の心理や人間性、作品の誕生秘話について知ることができ、“ただ鑑賞する”だけではなく、より深みのある芸術体験をすることができる「アート・オン・スクリーン」、ぜひ劇場へ足を運んで楽しんでみて。
【詳細】
アート・オン・スクリーン
料金:一般2,000円、学生1,500円(学生証の提示が必要)
■東劇
住所:東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル3F
・6月23日(土)~7月13日(金)『ミケランジェロ:愛と死』
・7月14日(土)~8月3日(金)『私は、クロード・モネ』
・10月6日(土)~10月26日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』
■ミッドランドスクエアシネマ/なんばパークスシネマ
住所:愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア5F/大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス8F
・6月23日(土)~7月6日(金)『ミケランジェロ:愛と死』
・7月14日(土)~7月27日(金)『私は、クロード・モネ』
・10月6日(土)~10月19日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』
■神戸国際松竹
住所:兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館11F
・6月30日(土)~7月13日(金)『ミケランジェロ:愛と死』
・7月14日(土)~7月27日(金)『私は、クロード・モネ』
・10月6日(土)~10月19日(金)『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』
■全国のユナイテッドシネマ/シネプレックス
対象映画館:ユナイテッドシネマ 豊洲・浦和・豊橋18・新潟・金沢・橿原・キャナルシティ13・長崎・熊本・札幌、シネプレックス 幕張・平塚・つくば
公開作品・公開日:
・『ミケランジェロ:愛と死』11月17日(土)、20日(火)、26日(月)、29日(木)、12月2日(日)、5日(水)
・『私は、クロード・モネ』11月18日、21日(水)、24日(土)、27日(火)、12月3日(月)、6日(木)
・『フィセント・ファン・ゴッホ:新たなる視点』11月19日(月)、22日(木)、25日(日)、28日(水)、12月1日(土)、12月4日(火)