東京のリアルファッションを発信するファッションイベント「touchMe」の1日目のラストコレクションは、荻原桃子がプロデュースするムルーア(MURUA)。初の単独ショーとなった今回、ファッションショーのスナップでもおなじみの、US版「ELLE」のエディター、ケイト・ランフィアがスタイリングディレクションを行った。
モノトーンがメインのスタイリッシュなコレクションは、きらめく大粒のビジューの輝きが散りばめられた。ブラックのテーラードジャケットやオーバーサイズのバイカージャケットなどハードでマニッシュなアイテムに、チュールのスカートを合わせてコントラストで魅せる。大きな安全ピンのブローチやスタッズが象徴するロックの要素に、ツイードジャケットや、ドラマティックなパールネックレスの重ねつけでクラシックな雰囲気もミックスして、ムルーア×ケイトのコラボレーションならではのエッジィなモードスタイルが完成した。
女性ならではの強さを秘めた単なるクールでもフェミニンでもない、主張ある東京モードが提案されたコレクションだ。