ヴェルサーチ(VERSACE)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月21日(金)に発表された。
色とりどりのカラーと多彩なパターンに彩られた、今季。ランウェイには、情熱的なレッド、発色のよいイエロー、爽やかなグリーン、パワフルなオレンジなど主張の強いカラーが並び、それらのパレットで花模様やストライプ、アニマル柄などが作られている。
単体でも主張の強い色柄であるが、それらはランダムにコンビネーションされることで、より強い力を発揮している。テキスタイルをぐるりと巻き付けたようなボディコンシャスなドレスでは、それが顕著で、1つのウェアの中に数種類の色柄が重なり合って共存している。
装いは、ミニ丈スカートやボディフィットなドレスなど、ヴェルサーチらしい色気のあるウェアを中心に、オーセンティックなルック、そしてエアリーなドレスをミックス。序盤は、ジャケット&ミニスカートなど正統派なスタイルが数多く並び、時間の経過とともに、カラーレザーで仕上げたミニドレス、軽やかなシフォンドレスなどが続いた。
特徴的なのは、柄ON柄の斬新なコーディネート。色鮮やかなドレスにさらに柄タイツを組み合わせるのが、今季のヴェルサーチスタイルだ。また、煌びやかなアクセサリーを起用しているルックが多く、センターパートでかっちりとまとめたヘアに、メデューサかフラワーをモチーフにしたゴールドのヘアピンをオン。さらに、ゴールドまたはシルバーに、カラービジューを組み合わせたイヤーカフも重ね付けしている。