2018年から2019年にかけて、平成最後に各テーマパークに新アトラクションが続々オープン。また、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ。ジャパンなどの人気テーマパークにも新規アトラクションが導入される。本記事では、2018年以降誕生した、そして今後誕生する注目のアトラクションをピックアップして紹介する。
東京ディズニーシーに、海外のディズニーテーマパークで高い人気を誇る大型アトラクション「ソアリン」が日本上陸し、「ソアリン:ファンタスティック・フライト」としてオープン。海外の「ソアリン」に新たなシーンを加えた、子どもから大人までが楽しめる東京ディズニーシーオリジナルのシミュレータータイプのアトラクションだ。
ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」が、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアにオープン。園内には、彼らが仲良く暮らすムーミン屋敷や物語を体験できる複数のアトラクション、レストランやショップといった様々な施設がオープン。また、パーク内には、水浴び小屋や灯台など、ムーミンの世界を再現したオブジェやモチーフなどを随所に設置される。
オープン時期:2019年3月16日(土)
富士急ハイランドに、人気アニメ『NARUTO-ナルト-』と『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GANARATIONS』のテーマエリアが誕生。テーマエリアは、「木ノ葉隠れの里」をイメージしており、エリア内には3Dシューティングライドアトラクションや、手裏剣などのアイテムを用いて遊ぶアーケードゲームが設置される。そのほか、オリジナルグッズを取り揃えたショップや飲食店、フォトスポットなども導入予定となっている。
開業予定時期:2019年7月
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ
チームラボと森ビルがタッグを組んで生まれた「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」は、チームラボによる世界初のデジタルアートミュージアムであり、フラッグシップ施設となる。施設面積10,000㎡という圧倒的なスケールを誇る。そこには、それぞれテーマの異なる5つの空間が設けられ、世界初公開作品を含む約40作品が展示される。
世界各国の子どもたちや動物たちに迎えられながら、“世界で一番幸せな船旅”を体験できる人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が2018年リニューアルした。ディズニー映画に登場する様々なキャラクターが加わるほか、映画の名シーンを彷彿させる音楽が「小さな世界」の曲に織り込まれる。
「ハシビロGO!」は、巨大な円盤が回転しながら右へ左へとスイングする「ディスクオー」を、40人乗りの超大型サイズにしたアトラクション。日本では初登場となる。大回転するディスクは最高到達地点15.5m。その上で風を切るスリルと爽快感が楽しめる。
「富士急ハイランド」の世界最大級のホラーアトラクション「絶凶・戦慄迷宮」が、リニューアル。患者に惨い人体実験を繰り返し、監禁した「収容病棟」のある廃病院を舞台に、トラウマ級の恐怖が待ちかまえる。
「ティフォニウム」は、AR技術とVR技術を融合させたMR(Mixed Reality)技術を使用した、次世代テクノロジーエンターテイメント空間。7月から8月にかけて、赤坂サカスにて体験イベントが行われた際は約5,000人が来場。好評を博したため、商業施設内にて常設店舗を展開することになった。
「スポル品川大井町」は約24,000㎡もの広大なスペースを有する複合スポーツエンターテイメント施設として、「大井町駅」から程近いロケーションにオープン。敷地内ににある13の施設ではスポーツだけでなく、メインダイニングやキッズランドなど、大人から子供まで楽しめるコンテンツが満載だ。都心で楽しむサーフィンをはじめ、サッカー、バスケ、ソフトボールなど様々なスポーツフィールドを用意している。
2015年にスタートした「ユニバーサル・クールジャパン」は、日本が世界に誇る“クール”なエンターテイメントブランドの世界観を、パークならではのアイデアと圧倒的なスケールでリアルに体感できるイベントだ。2019年は、「名探偵コナン」「進撃の巨人」「エヴァンゲリオン」「セーラームーン」など史上最多となる6つの作品から計8アトラクションがラインナップ。
開催期間:2019年1月18日(金)~
原作/青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中) © 2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会 ©モンキー・パンチ/TMS・NTV © 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会 TM & © TOHO CO., LTD. ©カラー ©Naoko Takeuchi 書・紫舟 TM & © Universal Studios. All rights reserved. © SCRAP All rights reserved.
USJでは、アニメーション映画『SING/シング』をテーマにしたミュージカルアトラクション「シング・オン・ツアー(SING ON TOUR)」のオープンも控える。作中でお馴染みの劇場支配人“バスター・ムーン”率いるミュージカル・ショー「シング・オン・ツアー」がジャパン・プレミアを開催するシーンからスタートする本アトラクションでは、2Dの世界を飛び出した動物のキャラクターたちが、数々のヒットナンバーを披露する熱いライブが楽しめる。
オープン時期:2019年春
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「エッジ・ザ・ハルカス」は、地上300mのビル最頂端部となる外周ガラスの上部に新設される幅約60cm、長さ20mのデッキの上を、命綱を装着して歩くアトラクション。“屋外で”、“外壁のない”、“地上300mを真下に見下ろせる”、といった場所でのアトラクションは日本初の試みだ。
長崎・ハウステンボスのアドベンチャーパークにオープンした「天空レールコースター」は、日本初の“1人乗りコースター”アトラクション。レールに取り付けられたハンドルに捕まりながら、高さ11mのスタート地点から一気に滑走し、上下左右に激しく体を揺らしながら、目前に迫る森の中を猛スピードで駆け抜けていく。
「DUEL GP」は、搭乗者が自分でハンドルを操作しながらマシンをコントロールする2人乗りバトルコースター。世界最高峰の自動車レース「F1日本グランプリ」を開催する鈴鹿サーキット国際レーシングコースと同形状のコースを舞台に、隣を走るライバルと1対1のバトルを楽しめる。