ディズニーのアニメーション映画『眠れる森の美女』のヴィランを主役にした映画『マレフィセント』の続編『マレフィセント2』が2019年10月18日(金)に日米同日公開。
マレフィセントは、『眠れる森の美女』に登場する、オーロラ姫に呪いをかける魔女。オーロラ姫の誕生日に自分だけ招かれなかったことをうらみ、「16歳までに糸車の針に刺されて死ぬ」という“呪いの言葉”を姫に贈った。そして、永遠の眠りについた姫を助けに来たフィリップ王子と戦うシーンでは、恐ろしい巨大なドラゴンに変身。美しく凶悪な、ディズニーヴィランズのなかでも人気のキャラクターだ。
2014年に公開された映画『マレフィセント』では、だれも知らない「眠れぬ森の美女」という視点で、ヒロインであるオーロラ姫に呪いをかけたマレフィセントを主人公に、禁断の呪いが生む“究極の愛の物語”を描いた。主演を務めたのは、アンジェリーナ・ジョリー。そしてオーロラ姫は、エル・ファニングが演じた。
続編『マレフィセント2』の舞台となるのは、“邪悪な妖精”として恐れられていたマレフィセントが真実の愛を見つけた数年後。
心を繋ぐことができたマレフィセントとオーロラ。オーロラはフィリップ王子からのプロポーズを受け入れたが、その婚礼には恐るべき罠が隠されていた。穏やかに暮らすマレフィセントとオーロラの絆を引き裂き、マレフィセントを再び邪悪な存在へ連れ戻そうとする敵が忍び寄る。『マレフィセント』のその後と、オーロラ姫の婚礼の日にかけられた新たなる呪いをめぐり、マレフィセントの究極の愛が試される。
物語を彩るメインキャラクター達を紹介。前作に続き、アンジェリーナ・ジョリーやエル・ファニングが続役するなど、豪華キャスト勢の顔ぶれにも注目だ。
マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)
“邪悪な妖精”として恐れられる存在だったが、実は妖精たちの暮らすムーア国を愛し守る、強く美しい妖精。人間に復讐するため、オーロラ姫に“16歳までに永遠の眠りに落ちる”という呪いをかけるが、彼女の純粋さに触れ愛情を抱くように。やがて自らの真実の愛でオーロラ姫の呪いを解き、母と娘のような絆で結ばれる。
前作同様にマレフィセント役を務めるアンジェリーナ・ジョリーは、本作で製作総指揮も手掛けている。
オーロラ姫(エル・ファニング/CV:上戸彩)
前作で、マレフィセントから呪いをかけられ16歳のとき眠りにつくが、そのマレフィセントから受けた真実の愛により目を覚ます。現在はムーア国の女王。フィリップ王子からの求愛を受け、結婚を願う。善と優しさと情を体現する純粋無垢な存在であり、“正しい行いをしたい”という一途な願いが、邪悪なものと戦う強さにつながっている。
フィリップ王子(ハリス・ディキンソン/CV:小野賢章)
ジョン国王とイングリス王妃の息子である、アルステッド国の王子。永遠の呪いから目覚めたオーロラ姫にプロポーズする。マレフィセントに恐れを抱きつつも、同じオーロラ姫を愛する者としての敬意を持ち、結婚を認めてもらいたいと願っている。
イングリス王妃(ミシェル・ファイファー)
アルステッドの国王ジョンの女王で、フィリップ王子の母。幼い頃にムーア国との国境近くで恐怖に震えた経験から妖精を憎み、マレフィセントを心から毛嫌いしている。オーロラ姫と息子の結婚を歓迎するが、その裏に何かを隠している…。