2019年に人気ブランドや有名百貨店から発売されるレディース浴衣を特集。各ブランドや百貨店ではレトロな花柄や大人っぽい古典柄、モダンな幾何学模様など様々なデザインの浴衣を揃えている。カラーも浴衣の定番色である紺や白、赤、黒などバリエーション豊富。2019年の浴衣選びの参考にしてみては。
hanahana | ゆかた 19,900円(クイック仕立て付き・綿素材)
着物専門店きものやまと(KIMONO YAMATO)では「ジャパン・ブルー」をテーマに、「青」を主流としたアイテムを用意。真っ赤な金魚を散りばめた鮮やかなブルーの浴衣や、真っ白な菊の花をあしらった上品な濃紺の浴衣などを取り揃える。
アイテム例:
・hanahana | ゆかた 19,900円(クイック仕立て付き・綿素材)
・Ryo 涼 | ゆかた 34,900円(クイック仕立て付き・ポリエステル素材)
大塚呉服店(Otsuka Gofukuten)は新作浴衣に、昭和初期の遠州の型紙を使用。幾何学模様と古典柄を組み合わせた「ザクロ」「ユリ」といった浴衣は、レトロなムードとモダンなカラーリングがポイントだ。夏用ポリエステル素材が使用されているので、気軽に洗濯機で洗えるのも嬉しい。
アイテム価格:全6柄 9配色(ユリ、更紗、ザクロ、牡丹、たちばな、ウロコ) 各37,800円(税込)
和装ブランドのザ・ヤード(THE YARD)では、初めて愛知県の有松・鳴海に出向き、白生地選びから染色まで行った絞りのゆかたなどを展開。波を表現したブルー、煌めく水面のような水色、水の流れを表しているような絞りの模様など、涼やかなデザインや色合いの浴衣が店頭に並ぶ。合わせる帯には、抽象的な珊瑚や水の波紋をモチーフとしたオリジナル染め帯も登場する。
アイテム例:
・ゆかた ボカシ/ブルー 31,320円(税込)
・ゆかた 伊勢型 松 グリーン 42,120円(税込)
キモノ バイ ナデシコでは「あさから、ばんまで」をテーマに、一日中着ていたくなるほど着心地のよい、天然素材を使った浴衣を多数用意。素材だけでなくデザインにもこだわっており、肌触りの良いやわらかな綿で仕上げた「絞りのゆかた」は、鮮やかなカラーリングを取り入れれることでポップに仕上げた。
アイテム例:絞りゆかた ばら色の人生/綿 39,900円(反物のみ)
キモノ バイ ナデシコからは、手頃にマイサイズオーダーができる「BASICゆかた」も登場。くすみカラーを取り入れた伝統的な椿・紫陽花柄やモダンな鳥柄などから好みのデザインを選び、各々の身体のサイズに合わせて、反物からゆかたを仕立ててもらうことができる。
アイテム価格:BASICゆかた 19,900円+税 ※仕立て代込み。
注染ゆかた 今日、空を飛ぶ飛びながら・赤 33,000円+税
ドゥーブルメゾン(DOUBLE MAISON)が制作した新作浴衣には、静岡県浜松の伝統技法「浜松注染染め」が用られている。布の上に注がれた染料が混ざり合うことで生まれる手染め独特のぼかしやにじみが特徴だ。絵柄は波と帆船を黒で上品に描いた「ヴァーグ」や、水色と白の縞模様の上を赤い蝶が飛ぶ「今日、空を飛びながら」など過去に人気の高かったアーカイブに加え、新作のマリンボーダーが用意される。
アイテム例:
・注染ゆかた 今日、空を飛ぶ飛びながら・赤 33,000円+税
・注染ゆかた ヴァーグ・墨黒 39,000円+税
キワンダキワンダ(KiwandaKiwanda)では、オリジナルハンドプリントをあしらった麻100%の浴衣を展開。イエローをベースに色鮮やかな蝶々をあしらった、華やかなデザインに仕上げている。
価格:浴衣62,640円~
アッシュ・ペー・フランス(H.P.FRANCE)が手掛ける東京・表参道のセレクトショップ「水金地火木土天冥海(スイキンチカモクドテンメイカイ)」では、日本橋の老舗呉服店「竺仙(ちくせん)」の浴衣に、ジャマン ピュエッシュ(JAMIN PUECH)の遊び心溢れるバッグを組み合わせたコーディネートを提案。奥州小紋(おうしゅうこもん)と呼ばれる深いブルーの染料であやめの花を表現したのゆかたに、貝殻をうろこに見立てた魚型のラフィアバッグをスタイリングした。
アイテム価格:ゆかた 76,000円+税、バッグ 43,000円+税
ゆかた 16,000円+税、バッグ 7,400円+税
シューズ 9,800円+税、アクセサリー 4,200円+税
リリー ブラウン(Lily Brown)の2019年新作ゆかたには、「ブラック」をベースに手書き風の鮮やかな小花柄をあしらったデザインが登場。イエローの作り帯がセットになっており、ポップなコーディネートを完成させることができる。
価格:ゆかた 16,000円+税、バッグ 7,400円+税
アース ミュージック&エコロジー(earth music&ecology)などを展開するストライプインターナショナルとキャンによる15ブランドでは新作浴衣20種類を発売。アース ミュージック&エコロジーではレッドのストライプ地にボタンや菊の花を散りばめた浴衣を、サマンサモスモス(SM2)ではギンガムチェック地にミモザを配した浴衣を販売する。
アイテム価格:浴衣三点セット(浴衣・帯・下駄) 8,990円+税
ディズニーストアではミッキーマウス&ミニーマウスのフェイスモチーフをあしらった新作ゆかたを展開。丸菊、桜の花を配した「ミッキー 菊」と、水玉模様の「ミニー 水玉」は、いずれもレトロでポップな雰囲気だ。帯にもフェイスアイコンを取り入れて、遊び心たっぷりに仕上げた。
価格:ゆかた(2点)セット 各9,800円+税
銀座三越では“ギンザ ボタニカル”をコンセプトに、イエローやグリーンを中心とした浴衣などを展開。淡いイエローに真っ白な花模様を配した「古今」の浴衣や、鮮やかなブルーに大輪の牡丹がポイントの「撫松庵」の浴衣などを取り揃える。
アイテム例:
・〈古今〉婦人仕立上りゆかた 37,800円
・〈撫松庵〉婦人仕立上りゆかた 46,440円
日本橋三越本店の「三越 ゆかたガーデン 2019 日本橋」には、爽やかなグリーンに彩られた「古今」の綿絽地ゆかたが登場。桃色をぼかした上品な半巾帯など淡い色味の帯を合わせて、涼し気なコーディネートに仕上げるのがおすすめだ。
価格:<古今>婦人仕立上りゆかた 41,040円(税込)
「MICO PARADE」
浴衣 花籠と動物 43,200円(税込)
ラフォーレ原宿は2019年新作浴衣などを販売するイベント「浴衣 IN LAFORET」にて、9つのブランドによる浴衣を用意。デザイナー・和装モデルの川原マリアが手掛ける京都のブランド「ミコ パレード(MICO PARADE)」では、水色をベースにホワイトの絵柄を配した新作浴衣を展開。花籠と共に愛らしい動物たちの姿を描いた。
価格:「MICO PARADE」浴衣 花籠と動物 43,200円(税込)