マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)の2019年秋冬ウィメンズコレクションが発表された。
今季もベーシックウェアをベースとしつつ、シルエットやカラーリング、スタイリングをアップデートしたマーガレット・ハウエルらしい現代的なコレクションを展開していく。
マーガレット・ハウエルの秋冬シーズンを語るうえで欠かせないアイコン的存在、ハリスツイード(Harris Tweed)のチェック柄ジャケットは、現代的なシルエットに昇華。肩幅をやや広めに設定した、オーバーサイジングなシルエットが目を惹く。
エアリーな質感のミディアム丈プリーツスカートには、19世紀、デザイン理論家であったイギリスの建築家によるドローイングからインスピレーションを得たパターンを配して。マロニエの葉は、どこか懐かしさを感じさせるクラシカルなタッチで描かれている。
スタイリングで注目すべきは、シャツにジャケットを重ね、パンツを組み合わせるといったマスキュリンなコーディネート。また、コットンとシルクで作った繊細なシャツに、厚めの生地で仕立てたパンツを合わせるなど、素材でコントラストを効かせたスタイリングも提案された。
2018年秋冬シーズンに人気を博したバブアー(Barbour)とのコラボレーションが再び実現。バブアーのアーカイブをベースとしたアウターを展開する。ウィメンズには、2018年秋冬に発売した「SPLEY」の新色と新1型のコートの2種類が用意される。