「フラワーズバイネイキッド 2020 -桜-(FLOWERS BY NAKED 2020 -桜-)」が、2020年1月30日(木)から3月1日(日)まで、東京・日本橋三井ホールにて開催される。
「フラワーズバイネイキッド」は、クリエイティブカンパニーのネイキッド(NAKED Inc.)が手掛ける、花をモチーフにした体験型デジタルアート展。2016年から毎年開催されている人気イベントで、“日本一早いお花見”を楽しめることから、毎年多くの来場者が会場へと足を運んでいる。
2020年は、日本橋開催5年目を迎えるアニバーサリーを祝して、会場全体を“桜”でいっぱいに。五感を刺激する様々な演出を楽しめる。前回までのイベントで登場をした人気コンテンツも“桜”をテーマにバージョンアップし、これまでにない「桜」と出会える空間を作り出す。
氷の花が咲く冬から、春へと移り変わる、雪解け水の川の流れとともに「フラワーズバイネイキッド」がスタート。大きなタンポポの綿毛が登場する「Dandelion Hill」では、綿毛に向かって息を吹きかけるとふわっと舞い上がり、景色が変わるインタラクティブな体験を楽しめる。ほかにも、降り注ぐ太陽の光を表現した「Glowing Garden」など、神秘的な情景を描くさまざまなガーデンが広がる。
見どころとなるのは、“日本一早いお花見”を象徴するお花見アート空間「桜彩」。プロジェクションマッピングや美術造作、本物の桜を融合した会場には、そよ風にのって桜がふわりと香るロマンチックな演出を楽しむことができる。桜の木の周りには、行先を占う花みくじや、観客の感情に応じて多様な桜が咲く演出などを展開する。
また「桜彩」エリアでは、本展の作品や“桜”をイメージした、華やかなスペシャルドリンクをアルコール・ノンアルコールで展開する。ドリンクのグラスを桜の木の下に設置されたテーブルに置くと、多彩な花が咲き広がり、蝶が舞うアートコンテンツも用意している。
さらに、スイーツの収穫体験も。桜の木に実る、さくらんぼに見立てたスイーツを収穫し、その場で食べることができる。スイーツの中には、体験型レストラン「ツリーバイネイキッド(Tree by NAKED)」のチケットなどが当たるくじを忍ばせている。
会場では、キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)とのコラボレーションによる作品も発表。スキンケア製品に使用される草花の香りを体験できるシャーレや、 化粧水「カレンデュラトナー」に使われる花びらの成分が抽出されていく様子をマッピングで表現したフォトスポット「ビックフラスコ」など、花と植物の演出を楽しめる。
さらに、本展の総合演出を務める村松亮太郎と写真家・レスリー・キーがタッグを組んで制作した、“写真”をテーマにしたアート作品も登場。本展のバックストーリーとして設定されている“女性の成長”の中で生じる“喜怒哀楽”を表現したレスリー・キーの写真作品をプロジェクションマッピングによって躍動的に表現する。
写真モデルには女性ダンサー・アオイヤマダを起用。衣装にはイッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の2020年春夏ウィメンズコレクションを使用している。
そのほか会場では、いけばな作品とコラボレーションした空間や、太陽と菜の花が輝く空間など、全13作品を公開。AIアーティスト「HUMANOID DJ」とコラボレーションした特別パフォーマンスの実施や、桜のドリンクやお菓子の提供など、様々なコンテンツも用意している。