ダブレット(doublet)の2021-21年秋冬コレクションが、フランス・パリで2020年1月16日(木)に発表された。
パリ市内に日本のファミリーレストランが出現?!黄色の看板が目印で、グランドメニューやお昼のおすすめメニューの看板、ナプキンまでダブレット仕様で用意され、本物さながらのファミレスを再現。開店のアナウンスとともに、ランウェイショーはスタートした。
先陣を切ったモデルが手に持つのは、鞄でも帽子でもなく箸。焼き立てのパンをプリントしたブラックデニムのジャケットや、ミソスープのロゴ入りタオル風マフラー、寿司プリントのデニムパンツなど、見ているだけでお腹が空いてくる”美味しそうな”洋服たちがランウェイに並んでいる。
ロングコートやブラックジャケットのボタンがフードモチーフになっているなど、食べ物の仕掛けが満載だ。
“復路”を歩くモデルの手には、フードメニューが。おすすめのお昼メニュー「こぼれちゃったラーメン」をはじめ、メリーゴーランドや観覧車モチーフのキュートなスイーツや、ひんやり冷えたビール、ボリューム満点のフライトポテトなど、オーダーしたメニューを持って、一人一人とまたテーブル席に着席する。
遊び心満点のランウェイショーのサウンドは「We are the world」。もちろんランウェイピースともリンクして、世界各国のウェアがフードモチーフウェアと融合していく。
ロシアのマトリョーシカ柄ソックスやロングスリーブのアロハシャツ、ROMAやハングル文字をあしらったスーベニア風のTシャツ。また、立体フェイスのパンダをあしらった北京Tシャツやドリームキャッチャーのニット、アラビア語入りのトップスなども手を繋ぐように仲良く並んでいた。