小池徹平主演でミュージカル「るろうに剣心 京都編」が、360°ステージの「IHIステージアラウンド東京」にて上演される予定だったが全公演中止となった。
幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いた、和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」。これまでに3度、実写映画化され、さらにシリーズ最終章となる2作品の公開も控えている。
そんな中発表されたのが、360°ステージを使用してのミュージカル化。会場となる「IHI ステージアラウンド東京」は、1,300人以上もの観客を乗せて360°回転する円形の客席を劇場中央に配置しており、その周囲をぐるりと取り囲むようにステージとスクリーンが構成されている。
客席の回転とスクリーンの動き、映像、音楽、照明を駆使し、これまでの舞台とは一線を画す疾走感や臨場感を体感を可能にした「IHI ステージアラウンド東京」は、“アクション時代劇”「るろうに剣心」にうってつけの場所だ。
「るろうに剣心 京都編」は、原作ファンの間でも人気を誇るエピソードで、志々雄真実や瀬田総二郎など魅力的なキャラクターも多数登場する。今回は、日本のミュージカル界を牽引する演出家・小池修一郎が新作として脚本を書き下ろした。
主人公の緋村剣心を務めるのは、小池徹平。2012年に岩松了演出の『シダの群れ 純情巡礼編』で舞台初出演を果たし、近年では『キンキーブーツ』『1789 -バスティーユの恋人たち-』『キレイ-神様と待ち合わせした女』など話題作に多数出演している。これまであらゆる役に挑戦してきた小池が、穏やかな風貌で温厚な性格の剣心と、大切な人を守るために宿敵と相まみえ刀を振るう剣心の多面性をどう演じきるか期待したい。
幕末の世、かつて最強と恐れられた“人斬り抜刀斎”緋村剣心。
明治維新後、剣心は<不殺(ころさず)の誓い>を立て、逆刃刀とともに放浪の剣客“流浪人”として全国を旅していた。訪れた東京で仲間たちと出会い、大切な人を守るため、動乱の時代を生き抜いた剣心の、新たなる戦いが始まるー。
【作品詳細】
ミュージカル『るろうに剣心 京都編』
原作:和月伸宏「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」(集英社ジャンプ コミックス刊)
脚本/演出:小池修一郎(宝塚歌劇団)
作曲/編曲/音楽監督:太田 健(宝塚歌劇団)
作曲/編曲:青木朝子(宝塚歌劇団)
振付:桜木涼介 本山新之助 Avecoo
殺陣:栗原直樹
美術:松井るみ
照明:吉田一統
音響:山本浩一
映像:溝上水緒
衣裳:半田悦子
ヘアメイク:宮内宏明
歌唱指導:堂ノ脇恭子、中山 昇
指揮:田尻真高
音楽制作:新音楽協会
演出補:田渕大輔(宝塚歌劇団)
演出助手:坂本聖子、髙野 玲
舞台監督:榎太郎
制作:藤田早苗、泉野奈津子、坂井加代子
宣伝:ディップス・プラネット
宣伝美術:羽尾万里子(Mujina:art)
宣伝写真:LESLIE KEE(SIGNO)
主演:小池徹平
■全公演中止
詳細は公式サイトにて確認のこと。
問い合わせ先:ステージアラウンド専用ダイヤル 0570-084-617(11:00~16:30)
【施設概要】
住所:東京都江東区豊洲6-4-25
アクセス:新交通ゆりかもめ「市場前駅」北口より徒歩1分、都営バス「市場前駅前バス停」より徒歩2分、都営バス「新豊洲駅前バス停」より徒歩6分
TEL:03-5144-0360
※3月中の受付時間は14:00~17:00(6日(金)~11日(水)、休館日、日曜日を除く)
(C)和月伸宏/集英社
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