ハミルトン(HAMILTON)の世界初LED式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」が復刻。2020年6月より、全国のハミルトン正規販売店にて発売される。
1970年5月6日、当時のニューヨークにおけるアイコニックなレストランの一つであったフォーシーズンズレストランで開いた記者会見で、史上初のLED式デジタルウォッチを披露したハミルトン。
超高精度の周波数でパルス状の電波を放射する中性子星の名前に因んで「ハミルトン パルサー」と名付けられたこの時計は、その革新的なデザインと性能をもって、まるでSFの世界の空想を現実にしたかのようなインパクトを人々に与えたという。
今回は、その初期モデルで1972年に発売された「P1」の誕生50周年を記念し、当時のデザインを踏襲しながら現代のテクノロジーで進化を遂げた「ハミルトンPSR」として復刻。ステンレススチールモデルと、世界1970本限定となるイエローゴールドPVDモデルの2つのモデルで展開される。
そのデザインは、いずれのモデルも1973年に発売された「P2」※1がベースとなっている。ケースはアイコニックな幅広のクッション型ケース、サイズは当時と同じW40.8xH34.7mmでオリジナルを再現。風防の素材をルビーからサファイアクリスタルへとアップデートしながらも、オリジナルモデルと同じ立体的なフォルムとレトロフューチャーなルックスは健在だ。
※1 初代モデル「P1」の翌年、1973年に発売されたモデル。本格的な一般販売モデルとして市場に登場し、商業的な成功と共にデジタルウォッチ市場を開拓。キース・リチャーズ、エルトン・ジョン、ジョー・フレージャー、ジョヴァンニ・アニェッリ、アメリカ合衆国大統領ジェラルド・フォードも「P2」を愛用していた。
オリジナルモデルから大きく進化しているのは、時刻表示のスタイル。液晶ディスプレイと有機EL(OLED)テクノロジーを組み合わせたハイブリッドディスプレイを搭載しており、液晶ディスプレイの常時点灯を実現したほか、バックライトのない設計によりエネルギー消費量を抑えることに成功。有機ELを組み合わせることで実現した、ケース右横のボタン操作によって赤い7セグメントLEDが発光するギミックもある。
1970年代の革新的なスタイルとテクノロジーのアイコンであり、当時の時計の概念を変えた名作モデル。現代にも通じるその洗練された存在感は、是非一度その手首に巻いて確かめてみてはいかがだろう。
「ハミルトンPSR」
発売時期:2020年6月より全国のハミルトン正規販売店にて一般販売開始
※2020年5月初旬より都内のハミルトン直営店舗及びハミルトンオンラインブティック、ビームス直営店舗及びビームス公式オンラインショップにて先行予約受付開始
価格:90,000円+税(H52414130)/120,000円+税(H52424130)
※世界1970本限定。
※H52424130のみ限定BOXが付属。
<仕様>
ケース:ステンレススチール/ステンレススチール(イエローゴールドPVD)
ケースサイズ:W40.8xH34.7mm
ディスプレイ:LCD&OLEDハイブリッドディスプレイ
ムーブメント:デジタルクォーツ
ベルト:ステンレススチールブレスレット/ステンレススチールブレスレット(イエローゴールドPVD)
風防:サファイアクリスタル
防水性:10気圧(100m)防水