自宅でも本格的な“美味しいコーヒー”を楽しみたい!というあなたに、スターバックス(Starbucks)が提案する自宅での“美味しいコーヒー”のいれ方を特集。
今回は、自宅でも簡単に挑戦できる、バリスタ顔負けの本格派コーヒーのいれ方とともに、スターバックスがおすすめする“食事や好みに合わせる”コーヒー豆も紹介していく。
自宅で“美味しいコーヒー”を楽しむ基本となる4つのポイントをまずは習得。
1:コーヒー豆の量
スターバックスのおすすめは、180mlの水に対して大さじ2杯(10g)のコーヒーの粉。
2:使う器具にあわせた挽き具合
コーヒーの粉が、水に接する時間が長いほど、豆を粗く挽く。使う器具にあわせた挽き具合で、最高の風味を引き出すことができる。
3:新鮮な水を正しい温度で
コーヒーの98%は水のため、味や匂いのない水を使うのがベスト。お湯の温度は90~96℃(沸騰してから30秒程おいたもの)。
4:コーヒー豆の鮮度を保つ
風味を旬なまま楽しむには、コーヒーをいれる直前にマメを挽くのが理想。密閉容器に入れて冷暗所で保管し、1~2週間以内を目処に使い切ろう。酸素・光・熱・湿気は最大の敵!
基本の4つを覚えたら、いよいよコーヒーをいれてみよう。家庭でも実践しやすい、ペーパーフィルターを使用したハンドドリップの方法と、コーヒープレスを使用した方法をご紹介。
大き目のマグカップ1杯分(300ml)のコーヒーを抽出するレシピ
使用するもの:お湯、コーヒー豆(20g / グラニュー糖よりも少し粗いくらいの中細挽きコーヒー)、ドリッパー、ケトル、軽量スプーン、ペーパーフィルター、サーバー、マグカップ、ドリッパー置き
1:ドリッパーやポット、マグカップを温めておく。
2:フィルターの貼り合わせ部分を交互に折りドリッパーにぴったりとはめ込む。そこにコーヒーの粉を入れて平らにならす。
3:少量のお湯を全体を濡らすように、コーヒーにそっと乗せるようにしてお湯を注ぎ、コーヒー粉全体が湿る程度にお湯を注ぎ20~30秒ほど蒸らす。お湯の量は、コーヒーが1滴・2滴と落ちてくるぐらいを目安に。そうすることでコーヒーのうまみが最大限に引き出される。
4:蒸らした後、中央からゆったりと円を描くように、数回にわたってお湯を注ぐ(その時、ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように注意!)。ドリッパーに対して7、8割程度までコーヒーの層がきたら注ぐのをやめる。
5:いれたい量が抽出されたら、サーバーを外して軽く回し攪拌させ、濃度を一定にする。それをカップに注いだら完成!
<アイスコーヒーの場合は?>
1:ペーパーフィルターに、ホットコーヒーの2倍のコーヒー粉を入れてセット。
2:抽出するコーヒー量の目盛より多めに氷を入れる
3:ホットコーヒーと同じ手順でお湯を注ぐ。
マグカップ1杯分(180ml)のコーヒーを抽出するレシピ
使用するもの:コーヒー豆(ざらめぐらいの挽き具合がおすすめ)、スプーン、タイマー、軽量スプーン、お湯、コーヒープレス(300ml)、マグカップ
1:コーヒープレスとマグカップを温めておく。
2:コーヒープレスにコーヒーの粉を入れてお湯を注ぐ。
3:軽くかきまぜて、つまみをあげたままフタをして4分蒸らす。
4:4分経ったら、つまみをグッと押し下げてできあがり。
<アイスコーヒーの場合は?>
1:コーヒーの粉の量をホットコーヒーの2倍にする。
2:ホットコーヒーと同じ手順でコーヒーをいれる。
3:4分後つまみを押し下げたら、氷をたっぷり入れた耐熱性のグラスに注ぐ。
コーヒーの味わいは、豆の挽き具合によって大きく変化する。細かいほどしっかりとした味となり、粗いほどあっさりとした味となる。また、豆の挽き具合が同じ場合でも、お湯の注ぎ方をゆっくりにするとしっかりとした味となり、早めにするとあっさりとした味に調整することができる。
スターバックスでは、自宅でもお店の味を楽しめるようにと、スターバックスのお店の他に、全国のスーパーやコンビニエンスストアで「レギュラーコーヒー」を販売している。今回は、気分やシーンにあわせて選べる5つの味をピックアップ
おすすめ1:スターバックス ライトノート ブレンド
「スターバックス ライトノート ブレンド」は、軽やかなコクと程よい酸味のある、穏やかで親しみやすい味。ミルクチョコレートやナッツの風味との相性がいいだけでなく、葉物野菜、卵料理、パンケーキ、シフォンケーキなどと合わせてもGOOD。