映画『秘密への招待状』が2021年2月12日(金)に公開される。主演・制作は、オスカー女優のジュリアン・ムーア。
原案は、2006年にアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた、スザンネ・ビア監督の『アフター・ウェディング』。結婚式への招待をきっかけに明かされる、家族の衝撃的な<真実>と新たな<秘密>を描いた、感動のヒューマンドラマだ。この作品に惚れ込んだオスカー女優のジュリアン・ムーアは、彼女の夫で監督のバート・フレインドリッチと共に製作に乗り出し、豪華ハリウッドリメイクを実現させた。
物語は、孤児の救済活動をするイザベルに、多額の寄付の話が舞い込むことから始まる。その相手は億万長者の会社経営者テレサ。ただしテレサが提示した寄付の条件とは、テレサの娘の結婚式に、イザベルがゲストとして来場してほしいという、なんとも不思議な依頼だった。
その結婚式への招待状をきっかけに明かされる、家族の衝撃的な〈真実〉と、新たな〈秘密〉。この日を境に、彼女たちの人生は予想もしない未来へと転がっていく。ラストに明かされる驚きの真実とは一体──?!
オリジナル版では2人の男性を主人公にした物語だが、ハリウッド版では2人の女性へと変更。そのうちジュリアン・ムーアが演じるのは、資産家のテレサである。ジュリアンは、夫のバートが脚本が完成した時点で、自らこの役を志願したのだとか。
一方、社会の不平等と戦う理想主義者のイザベル役には、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などで、アカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズが抜擢。住む世界も考え方も全く異なる二人が、愛と葛藤に引き裂かれていく姿を、繊細かつエモーショナルに演じる。
インドで孤児たちの救援活動に人生を捧げるイザベルは、施設の維持費を集めるために日々駆け回っていた。そんな彼女のもとに、多額の寄付の話が舞い込む。ただし、メディア会社を経営する支援者のテレサにニューヨークまで会いに行くのが条件だ。話をまとめて一刻も早く孤児たちの元へ帰りたいイザベルを、娘の結婚式に強引に招待するテレサ。寄付金のために渋々出席したイザベルは、テレサの夫を見て驚愕する。それは21年前、イザベルが18歳の時にいさかいの果てに別れた恋人、オスカーだった。さらに、目の前の新婦グレイスが、オスカーとの間にできたイザベルの娘だと気づく。結婚式への招待状をきっかけに明かされる、家族の衝撃的な〈真実〉と、新たな〈秘密〉。この日を境に、彼女たちの人生は予想もしない未来へと転がっていく──。
映画『秘密への招待状』
公開日:2021年2月12日(金)
出演:ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ、ビリー・クラダップ、アビー・クイン
監督:バート・フレインドリッチ
プロデューサー:ジュリアン・ムーア、バート・フレインドリッチ
2019/英語/アメリカ/112 分/5.1ch/カラー/スコープ/原題:After the Wedding/G
配給:キノフィルムズ