展覧会「浜田知明 アイロニーとユーモア」が、神奈川の茅ヶ崎市美術館にて、2021年12月11日(土)から2022年2月6日(日)まで開催される。
浜田知明(はまだ ちめい)は、戦後日本を代表する版画家・彫刻家だ。1917年に生まれた浜田は、自身の戦争体験に基づく銅版画「初年兵哀歌」シリーズで一躍注目を浴びる。そして次第に、社会、人間、自分自身へと題材を広げ、多岐にわたる版画作品を発表。時代に向き合いつつアイロニーとユーモアの精神で捉えたその表現は、国内外で高く評価されている。
また、浜田は1983年に彫刻を手がけ始め、2000年を最後に版画制作からは離れてゆくことになるものの、晩年に至るまでその創作意欲は衰えることがなかったという。
展覧会「浜田知明 アイロニーとユーモア」は、「初年兵哀歌」をはじめ、茅ヶ崎市美術館が所蔵する1950年代から80年代までの版画作品を大規模に紹介する初の機会。加えて、神奈川県立近代美術館所蔵のヨーロッパ滞在をもとに制作された作品や1990年以降の作品もあわせて紹介し、浜田知明の創作の軌跡をたどる。
展覧会「浜田知明 アイロニーとユーモア」
会期:2021年12月11日(土)〜2022年2月6日(日)
会場:茅ヶ崎市美術館 展示室1・2
住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、12月29日(水)〜1月3月(月)、1月11日(火)
観覧料:一般 700円(600円)、大学生 500円(400円)、市内在住65歳以上 350円(250円)
※高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
※( )内は20名以上の団体料金
※会期は変更となる場合あり(最新情報は美術館ホームページにて確認のこと)
【問い合わせ先】
茅ヶ崎市美術館
TEL:0467-88-1177