ドイツ発のユニセックスブランド「ポリプロイド(POLYPLOID)」から、2022年春夏の新作が登場。2022年1月15日(土)より順次、全国の取扱店舗にて発売される。
ベルリン在住のイゾルデ・オーギュスト・リッチリー(Isolde Auguste Richly)が、2018年秋冬よりスタートしたポリプロイド。ひとつのモデルに対して、異なる素材と色によるA・B・Cの3つのカテゴリーによってコレクションを構成している点が特徴だ。
2022年春夏は、ハンガリーの構成主義を代表する美術家、写真家であり、バウハウスで教鞭も執ったモホリ=ナジ・ラースローが1920年代初頭に手がけた2作品、《LIS》と《Digital collection》に着想。作品に使用されているカラーと、幾何学的な構成を反映したコートやジャケット、シャツ、パンツなどを展開する。
新型のロングコートは、アーティストが着用するワークコートがモチーフ。比翼仕立てのチェスターコートをベースに、スリット入りポケットやバックポケットを備えるなど、クラシカルさに機能性を組み合わせた。カラー展開のひとつであるダークネイビーは、《Digital collection》に用いられているもの。さらに、《LIS》画面上のダスティピンクの円形をイメージし、胸ポケットを円状に仕上げている。
ポリプロイドの定番であるスーツジャケットが、今季はダブルブレスト仕様でリリース。リラクシングなボックスシルエットと軽やかなアンコン仕立てにより、程よくカジュアルなムードに仕上げた。Bには、イタリア・ラニフィーチョ ランベルト(LANIFICIO LAMBERTO)社によるドビーストライプのヴィスコースリネンを使用。一方でCには、上品な質感とドレープ感をもつウールモヘアのスーツ地を用いた。
新型のシャツは、ラグランスリーブにスタンドカラーを組み合わせた1着だ。ロング丈を基調に、ラウンドのカッティングやガゼットによりクラシックな雰囲気に。Bにはピッチの細かいストライプ柄のブロード生地を、Cには洗いざらしのような表情を持ち、独特のハリ感とペーパータッチが特徴の綿麻のタイプライター生地を使用している。
新型のカーゴショートパンツは、ジャケットとのセットアップを想定してデザイン。マーベルト仕様のウエストやマチを浅く設定したポケット、比翼フラップボタンなど、ミリタリー感を抑えてクリーンな表情に仕上げる一方、構成主義の作品をイメージしてポケットを大きくデザインした。Bには、モホリ=ナジ作品で差し色に用いられているイエローを大胆に採用している。
ポリプロイド 2022年春夏コレクション
発売日:2022年1月15日(土)より順次
取扱店舗:全国の取扱店舗
展開アイテム例:
・LABORATORY COAT A 83,600円 / B 88,000円 / C 79,200円
発売時期:2月中旬
・DOUBLE BREASTED SUIT JACKET A 69,300円 / B 74,800円 / C 72,600円
発売時期:3月中旬
・RAGLAN STAND COLLAR SHIRT A 41,800円 / B 39,600円 / C 40,700円
発売時期:3月中旬
・CARGO SHORTS A 39,600円 / B 36,300円 / C 41,800円
発売時期:4月中旬
【問い合わせ先】
ライコス
TEL:03-5829-3501