金魚アートが楽しめる常設展「アートアクアリウム美術館 GINZA」が、2022年5月3日(火・祝)、東京・銀座三越新館8階にオープン。
「アートアクアリウム」とは、独創的なデザインのアクアリウムに、美しく舞う金魚を展示し、光や音、香りの演出を施す金魚アートの展覧会だ。江戸の花街を思わせる和の世界を展開しており、これまでに国内・海外あわせて計40回ほどの展覧会を開催。現在までに1,080万人以上の累計来場者数を動員している。
長らく夏の風物詩として開催されてきたが、2020年には常設展として、東京・日本橋に「アートアクアリウム美術館」が誕生。リニューアル移転を行い、銀座三越新館8階に「アートアクアリウム美術館 GINZA」が開業する。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」のテーマは、「百華繚乱~進化するアート~」。新作を多数展示するほか、人気作品もバージョンアップし、これまで以上に華やかな空間でゲストを迎える。
会場は7つのエリアで構成されており、各エリアにコンセプトを設け、それぞれのテーマに合わせてアート作品を設置した。
■静寂閑雅
アートアクアリウムの入り口となるエリア。古都・奈良をイメージし、春日大社に代表する万燈籠を表現した「銀座万灯籠」や、寺社建築に見られる回廊から着想を得た新作「金魚の回廊」を目にすることができる。
■飛耳長目
おなじみの金魚コレクション「金魚蒐集」を展示するエリア。光の演出を刷新している。
■落花流水
静かな滝をイメージして作られた新しい空間型作品「金魚の滝」が出現。滝の間に設けられた通路を歩きながら、金魚を眺めることができる。
■百華繚乱
これまで円形で展開していた金魚品評を、四角型にアップデートした新作「新金魚品評」を展開。光の強弱をつけた二十四台の水槽を用いて、金魚の品種を紹介する。折り紙からインスパイアされた人気作品「オリガミリウム」を楽しむことも可能。