「Tシャツをもっと、自由に、面白く。」をコンセプトに、2003年からスタートしたユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド、UT。そのUTの初のクリエイティブディレクターにNIGOが就任した。彼の手がけたUTの2014年春夏コレクション「2014 UT POP CULTURE REMIX」は、2014年2月中旬より順次発売される。価格帯は、1,000円~3000円が中心。
ストリートファッションの先駆的ブランド「A BATHING APE®」の創設者、NIGO。ポップカルチャーにも造形が深い彼のディレクションのもと、UTはTシャツの原点、50年代のアメリカのスタイルを探求した。その結果、UTがたどり着いたのは、脇に縫い目のない「丸胴」のボディ。Tシャツ本来のシルエットをベースに、今の時代らしい肉厚感、ディテールの全てを見直し、ユニクロが考える最良のTシャツのボディを作り上げた。
またそうしたアメリカンカルチャーの要素は、グラフィックにも多く見られる。スヌーピーやシンプソンズなどのアメコミキャラクターをはじめ、バットマンやスターウォーズなどアメリカンヒーローのグラフィックも多く揃えた。またサーフドキュメンタリー映画の傑作として知られる、1964年公開の『The Endless Summer』や『E.T.』も登場。Tシャツ文化発祥の地の文化やスタイルを感じることのできるラインナップだ。
さらになんと、無料通話・メールアプリの「LINE(ライン)」の大人気キャラクターもグラフィックに。ムーン、ブラウン、コニーが、ユニクロオリジナルデザインでTシャツになった。
Tシャツの原点を感じさせながらも、UTが考えるグラフィックスタンダードの「今」を表現する素材を丁寧に選び抜き、最適なデザインを施すことで完成した「2014 UT POP CULTURE REMIX」。「本物のボディ」と「本物のポップカルチャー」が合わさって生まれたこのコレクションに、注目が集まる。