オメガ(OMEGA)は、ジェームズ・ボンド60周年を記念した2つの腕時計を発表。2023年1月、2月にそれぞれ発売予定となる。
1995年の映画『007/ゴールデンアイ』以来、007の衣装に欠かせないオメガ「シーマスター ダイバー300M」。記念すべき今回の新作腕時計も、この「シーマスター ダイバー300M」がベースとなっている。
ステンレススティールのモデルは、『007/ゴールデンアイ』にて、007が着用していたデザインに着想。シュウ酸アルマイト処理を施したブルーのアルミニウム製ダイヤルとベゼルで、クールな見た目に仕上げている。
レーザーエングレービングによる波模様が描かれたダイアルには、12時位置に60周年を記念する「60」の数字をセット。分針とともに、グリーンに発光する仕様となっている。ベゼルには、ホワイト スーパールミノヴァを塗布したダイビングスケールを備えた。
ユニークな演出を楽しめるケースバックにも注目。サファイアガラスには微細構造の金属加工による装飾が施されている。また、その下には、007シリーズの有名なオープニングシーンを再現したボンドのシルエットと回転する銃口が描かれ、モアレ効果により、アニメーションのように動き続けているように見える。
なお、本ウォッチには、高精度なコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8806を搭載。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場したボンドウォッチと同じ、メッシュスタイルのブレスレットが採用されている。
ボックスは、「シーマスター ダイバー300M」の波模様をあしらった、ブルーの木製ボックス。ボンド映画でお馴染みの、オープニングタイトルにインスパイアされた3つのドットを描いた。また、右側にはシークレットプッシュボタンを配している。
もう一方のモデルは、オメガ独自の18K カノープスゴールド製のケース&ブレスレットを搭載。007の基となったの小説の作者、イアン・フレミングの故郷・ジャマイカから着想したディテールが随所にあしらわれている。
ダイヤルには、イアン・フレミングのジャマイカの別荘“ゴールデンアイ”の美しい砂浜にちなんだ、天然のグレーシリコンを採用。素材の性質上、2つとして同じ模様がないのもポイントだ。12時位置には、2石のクリアなダイヤモンドを配置している。
また、ベゼルには、ジャマイカの国旗を思わせる、グリーン×イエローの天然ダイヤモンドをセット。濃いフォレストグリーンからオリーブ、イエロー、ゴールド、ゴールドコニャック、そしてコニャックへと変わる、美しいグラデーションで彩られている。