企画展「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」が、東京の竹久夢二美術館にて、2023年1月6日(金)から3月26日(日)まで開催される。
大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二は、暮らしの中の花々から着想を得た絵画やデザイン、詩歌などを生み出し続けた。「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」では、夢二作品に多く見られる花に着目。可憐な姿の花をモチーフとした作品を展示し、明治後期から昭和初期の雑誌より花を楽しむ文化を紹介する。
会場では、花を描いた絵画やデザイン、彼自身の心情と花の印象を結び付けた詩を多数展示。また、夢二のスケッチブックと日記に描かれた草花など、公開する機会の少ない作品を目にすることができる。
たとえば、夢二が絵を手がけた雑誌の付録「手製半襟の図案」は、赤色が映える椿やダリアなどの花々や草、仲良く寄り添う2匹の小鳥などが、アール・ヌーヴォー調にデザインされている。
さらに、2022年2月に発売された切手「ライフ・花 -竹久夢二の花図案-」に使用された作品と併せて展示される、郵便にまつわる作品を集めたコーナーにも注目だ。
【詳細】
企画展「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」
会期:2023年1月6日(金)〜3月26日(日)
会場:竹久夢二美術館
住所:東京都文京区弥生2-4-2
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(1月9日(月・祝)は開館、1月10日(火)は休館)
入館料:一般 1,000円、高校・大学生 900円、小・中学生 500円
※弥生美術館と2館あわせて観覧可
※休館日・開館時間は変更となる場合あり
【問い合わせ先】
竹久夢二美術館
TEL:03-5689-0462