イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)の「リブレ(LIBRE)」は、フランス語で“自由”と名付けられたアイコンフレグランス。マスキュリンとフェミニンな要素を衝突させることで生み出した“ジェンダーレスな香り”で人気を博している。今回は「リブレ」の期間限定イベント「アイ アム リーブル(I AM LIBRE)」の事後レポートを交えながら人気フレグランスの魅力に迫る。
男性のフォーマルウェアであったタキシードを女性のイブニングウェアへ変貌させるなど、革新的なスタイルで女性の“自由”な精神を後押ししてきたムッシュ イヴ・サンローラン。そんなブランドのDNAを継承したフレグランスシリーズが「リブレ」だ。
渋谷・ミヤシタパーク内で開催された「リブレ」初の大型イベント「アイ アム リーブル」では、“香水の世界観”に没入できるスペシャルなコンテンツが多数展開された。「リブレ」のフレグランスシリーズ体験をはじめ、限定フレグランスセットの販売、「リブレ」にインスパイアされたメイクアップルックを紹介。
さらに「リブレ」にインスパイアされたカフェも登場し、ブラック&ゴールドやラベンダーカラーを基調としたクールでフォトジェニックなオリジナルスイーツやドリンクで来場者をもてなした。
また、「水曜日のカンパネラ」や旬のDJたちがライブパフォーマンスを披露するナイトパーティ、ダンサー・IBUKIによるダンスワークショップ、調香師による体感型ワークショップ、写真展なども実施され、「リブレ」にまつわるカルチャーイベントを圧倒的なスケールで盛り上げた。
ナビゲーターを務めたのは、イヴ・サンローランのジャパンアンバサダーROLAとJO1。ROLAは、会場のガイドコンテンツのツアー動画に登場し、どこを撮っても絵になるラグジュアリーでフォトジェニックなイベントの模様を徹底的に紹介。JO1は、「リブレ」の魅力に触れられるコンテンツ「ディスカバー リブレ」の音声ガイドを務め、ジェンダー問わず愛され続けている名香が紡いできた唯一無二のストーリーを解説した。
そんな“リブレ尽くし”となったゴージャスなイベント「アイ アム リーブル」。会場まで足を運べなかった…という人にも朗報が。2023年3月31日(金)までの期間限定で、会場のコンテンツを楽しめる特設サイトがオープンする。ROLAやJO1によるガイドはもちろん、3種類のフレグランス ミニサイズがセットされた限定コフレ「リブレ ディスカバリー コフレ」の販売、そしてkemio・桜田通・木戸大聖・佐藤晴美といった様々なステージで活躍する4人が登場するポートレート写真展などが見られる。
「アイ アム リーブル」の特設サイトで楽しめることがわかったら、ラストは「リブレ」フレグランスシリーズについて徹底解説。香りの特徴や違いを紹介するので、ぜひ最後まで名香の魅力に触れてみてほしい。
そもそも「リブレ」とは、女性らしさを際立たせるため、あえて男性用香水のキーとなる“フゼア”を加えた官能的でクールなフレグランス。パンツスーツから女性らしさが迸り出るように、マスキュリンによってフェミニニティを際立たせた。
そんな自由奔放で革新的な手法で生まれたからこそ、その名はフランス語で“自由”を意味する「リブレ」。⾹りの真髄ラベンダーにおけるマスキュリンとフェミニンを衝突させ、そこに甘く瑞々しいオレンジブロッサムをプラス。そして“フローラルラベンダー”という未知なる⾹調の“⽭盾の美”を生み出した。
「リブレ オーデパルファム」は、セクシーでクールなフローラルラベンダーの香り。香りのベースを構成するのは、プロヴァンス産ラベンダーとモロッコ産オレンジブロッサムだ。マスキュリンなラベンダーとフェミニンなオレンジブロッサムという相反する香りを“衝突”させるように組み合わせることで、色気を感じられる香水を完成させた。
革新的なコントラストを生み出すことで“自由”を表現した「リブレ オーデパルファム」に、官能的なオーキッドアコードを加えたのが「リブレ オーデパルファム アンタンス」。うっとりするほど魅惑的で大胆なフローラルラベンダーの香りで、イヴ・サンローラン史上、最も力強く深く香る。