ティム・ウォーカー(Tim Walker)は、イギリスのフォトグラファー。世界中のファッションフォトグラファーの中でも、もっとも影響力のある1人と言われている。 イギリスの1970年、サリー州生まれ。幼い頃からファッションフォトグラフィーへの情熱を持ち、エクスターアートカレッジにてアートとフォトグラフィーを学ぶ。19歳にてVogueのインターンを開始。そこでコンデナスト社が立ち上げたセシル・ビートンのアーカイブで影響される。1994年に卒業。ニューヨークへ移る前にロンドンにてフリーランスのフォトグラファーアシスタントを経験。その後、リチャード・アヴェドンのアシスタントになった 25歳で初のファッションストーリーをVogueで掲載。 2008年にはブリティッシュ・ファッション・アワードの「イザベラ・ブロウ・ファッションクリエーター・アワード」部門で2位、翌年にはニューヨークのインターナショナル・センター・オブ・フォトグラフィー・アワードで1位を獲得。 2011年にはウォーカーのショートフィルム「The Lost Explorer」がロカルノ映画祭にて先行試写会が行われ、シカゴユナイテット映画祭にてジュリーアワードを獲得。マルベリー、エルメス、ヴァレンティノなど数々のブランドの広告も手掛けている。