ウィリアム・エグルストン(William Eggleston)は伝説的なアメリカのフォトグラファー。 1939年生まれ。メンフィス在住。エグルストンの作品といえば、アメリカ南部を撮ったシンプルだが緻密に計算された構図に色鮮やかなイメージが有名。 1976年ニューヨーク近代美術館で開催されたエグルストンの個展で、彼はモノクロ中心だったアート写真界でカラーによる可能性を切り開いた先駆者として知られている。 2008年、ニューヨークのホイットニー美術館を皮切りに大規模な回顧展が欧米を巡回した。彼の作品はゲッティー美術館、メトロポリタン美術館、国立アメリカ美術館、東京都写真美術館、ヴィクトリア&アルバート美術館などで所蔵されている。 数々の写真集を出版し、世界中の美術館やギャラリーで個展を開催するかたわらコカ・コーラやデビット・バーン、プライマル・スクリームなどの企業やアーティストとのコマーシャル・プロジェクトもこなす。