2004年より展開をスタート。
日本のファッションブランド「ANACHRONORM(アナクロノーム)」。ブランド名のANACHRONORMとは「anachronism(良い意味での時代錯誤)」と「norm(基準)」との造語”から由来している。次の時代のヴィンテージ、そしてスタンダード”をコンセプトにして、技術的には未成熟で粗野なモノづくり感を、現代の生地・縫製・加工技術で表現。 日本の素材・技術をふんだんに使い、手作業ならではのシワ、ダメージ感、風合い、味わいを今の新しいスタイルで提案する。
2011年春夏コレクションより「ANACHRONORM・Reading(リーディング)」「anachronorm・clothing(クロージング)」の2つのラインを展開する。「ANACHRONORM・Reading(リーディング)」は、4人の架空のキャラクター、「Jack」「Neal」「Allen」「William」を設定し、そのキャラクタークローゼットの中にある服を、どのように着古したかをイメージして制作。
一方、「anachronorm・clothing(クロージング)」は4人のキャラクター設定を外し、より自由に表現したウェアを展開。もちろん縫製・加工などこれまで培われたテクニックは継承している。
アナクロノームのデザイナー田主智基は、岡山にて1996年よりショップ「balance」をスタート。1999年、東京を拠点としてブランド名を「balance wear design」として本格的にアパレル展開を開始。2003年、「balance wear design」から 「bal(バル)」へ改名。「ACTIVE URBAN WEAR SUPPORT SYSTEM & GRAPHIX SUPPLY」をコンセプトに展開されている。2004年より「ANACHRONORM」をスタート。バルは2008年春夏シーズンよりディレクターに江田龍介、デザイナー蒲谷健太郎が手かげている。