デザイナーの佐藤司紋(Sato Shimon)が2012年春夏シーズンからスタート。
佐藤は1982年、東京生まれ。母親の影響で初めて彫金にふれた15才の時、自分の手で物を作る事に喜びを感じ、その仕事を一生かけてしていくと直感した。
ジュエリーメーカーやアクセサリーブランドで修行を重ねて独立し、2012年春夏シーズンよりジュエリーブランド「simmon(シモン)」をスタートした。
ブランドコンセプトは「手にした時から記憶の1ピースとして刻まれるようなデザイン」。「記憶を紡ぐ」をコンセプトに遠い記憶を思い起こさせるような世界観を表現している。幼い頃に編んで遊んだ花冠のモチーフ、絵本や物語に出てくるような動物達、シャボン玉や泡をイメージしたパールのシリーズなどがある。
「樹脂とシルバー」「ゴールド、シルバーとガラス」などの異素材を今までない組み合わせで使用し。シルバーも磨く前の白い状態をあえて表現するために特殊な技術で加工している。昔からあるカレッジリングという当たり前のモチーフを樹脂で透明に表現したり、動物の一部が動くようになっていたり、石のパーツが動いたりするなど見た人の心を掴む楽しい仕掛けもポイント。