1991年、ロン・アンダーソンとデヴィッド・リースがブランドを立ち上げる。
テンサウザンドシングス(TENTHOUSANDTHINGS)はアメリカ・ニューヨークのアクセサリーブランド。ブランドのジュエリーは全てニューヨークの工房でハンドメイドで作られ、18Kゴールド、シルバーをメインに、ルビー、パールなどのセミプレシャス・ストーンを使用。また、ストーンは完璧なカッティングのものではなく、切りっぱなしや、ミシシッピ産の天然真珠など、ユニークな風合いのものが多いのも特徴。
デザイナーのロン・アンダーソンは独学でジュエリー制作を学び、1984年頃からSOHOで自作のジュエリーを販売していた。デヴィッド・リースはデザインを学んだ後、販売経験を経てロンと出会う。
1991年、ニューヨークで共同でブランドを立ち上げる。
「TENTHOUSANDTHINGS」とは中国の思想家、老子や、その後の道教の教えの中に出てくるフレーズで、”from one thing begets the Ten Thousand things” 「一つの物事から万物が生まれる」ことに由来する。また、ブランドロゴマークの6本の線は易経(紀元前2500年頃中国で始まった経で古代人は戦術を練るときなどに用いたといわれている)のシンボルからヒントを得ており、限りない創造性(Infinite creativity)を表現している。