2014年、デザイナーの金木志穂がニューヨークにてスタート。
ベースマーク(BASE MARK)は、日本のウィメンズファッションブランド。デザイナーは金木志穂。
ブランドコンセプトは“スタンダードをモードに遊ぶ 普遍的なアイテムをモードに昇華することでファッションの進化を創造する。”
テーラードアイテムのパターンアレンジを得意とし、スタンダードなアイテムにテクニックを駆使して遊びを加え、モードに着用できるアイテムに昇華。ウール素材を軸に、レイヤードや異素材ミックスなどによって本来のウールのイメージを一変。新たなウールの価値を表現する。
素材は肌に心地よい天然の原料にこだわり、オリジナルで作成する。洗いざらしや天日干しといった伝統的手法によって表情や質感を重視する事でモードの中にやわらかさを表現する。
また、シルエットはボディラインの曲線に添わせるのではなく、あえてボディと生地の間に余白をもたせるメンズライクなストレートラインをつくる。この余白の在り方こそ、女性の見えない美の存在であると考えている。
金木志穂は1982年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。パターンナーアシスタントからキャリアをスタートし独学にてテーラリングを学ぶ。
マークスタイラーなど、企業での長年の経験を経て、2014年にベースマークをニューヨークにて立ち上げる。一時休止の期間を経て、2017年からコレクション発表を開始。2019年、Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門入賞。