本居宣長旧宅(モトオリノリナガキュウタク)は、三重県松阪市にある邸宅。旧宅国指定特別史跡。
江戸時代の国学者、本居宣長が12歳から72歳で没するまで60年間にわたって暮らした家。その2階の書斎は「鈴屋」と呼ばれる。1909年、保存のために松阪城跡の現在地に移築、宣長当時の姿に復元された。
1階にある、宣長が医療活動をした「店の間」、「仏間」、そして講釈や歌会に使用した「奥の間」などは、上がって見学が可能。2階の「鈴屋」に上がることはできないが、石垣の上に見学場所を設置しており、ここから様子を伺うことができる。