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落柿舎

ラクシシャ

落柿舎(ラクシシャ)は、元禄の俳人である向井去来の遺跡。去来は、松尾芭蕉の門人にて師翁の言葉に「洛陽にて去来ありて、鎮西に俳諧奉行なり」とたたえられた人物。

その名は、庭にあった40本の柿の木の実が、一夜のうちにほどんど落ちつくした出来事が由来であると『落柿舎記』に記されている。

敷地内には、松尾芭蕉の遺徳顕彰に生涯をささげた蝶夢の門人、井上重厚が建立した句碑のほか、高浜虚子生前最後の自筆句碑、芭蕉が『嵯峨日記』の最尾にしるした句「五月雨や色紙へぎたる壁の跡」を綴る句碑などもある。芭蕉の残したこの一句からは、半月ほど滞在した去来の落柿舎を離れる前日の松尾芭蕉が抱く、この場所への名残惜しさと、去来への強い信頼が伺える。

Info基本情報

スポット名
落柿舎 / ラクシシャ
エリア
住所
京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
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最寄り駅
嵯峨野観光線「トロッコ嵐山駅」徒歩4分、「トロッコ嵯峨駅」徒歩11分
料金
250円(団体200円)
入園時間:9:00~17:00(1月、2月は10:00~16:00)
※「閉鎖・移転」の場合、こちらよりお知らせ下さい。

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