御調八幡宮(みつきはちまんぐう)は、広島県三原市八幡町にある神社。神護景雲3(769)年、日本三悪人のひとりとも称される僧侶・道鏡に対する宇佐八幡宮神託事件(道鏡事件)によって、この地に流された和気広虫が八幡神を祀ったことがはじまりとされている。
天正年間には、豊臣秀吉が三原城に滞在中参拝し、境内に桜樹を手植えしたと伝えられ、国の重要文化財、木造狛犬及び古版木、阿弥陀経等が多く保存されている。
春になると豊臣秀吉が手植えしたと伝えられる桜のほか、川沿いに咲く桜が見ごろとなり、花見スポットとしても有名。また、秋になると紅葉も美しい。