リモワ(RIMOWA)によるブランド史上最大規模の展覧会「SEIT 1898」が、2023年6月9日(金)から18日(日)まで、東京・渋谷にて開催される。
「SEIT 1898」は、リモワのブランド創設125周年を記念した展覧会。これまでリモワが手掛けてきた“旅のために開発されたツール”の歴史を解くものだ。
会場では、19世紀、20世紀、21世紀の3世紀に渡る素材の変化を辿りつつ、新たな旅のお供となるリモワのラゲージの進化を紹介。例えば、1955年製のアルミ製スーツケースは、ブランドで初めてオールメタル仕様となったもの。ジュラルミンという特別な合金素材を用いたラゲージは、ブランドの躍進のきっかけとなった貴重なピースだ。
リモワのスーツケースは、アルミニウムをはじめとする、様々な素材を用いているのも特徴だ。中でもリモワが2000年に業界で初めてラゲージに用いたポリカーボネートは、1969年の月面着陸の際に宇宙飛行士のヘルメットに使用された素材。耐久性の高さを保ちつつ、鮮やかなカラーやスケルトンなど、ユニークなスーツケースに仕上げている。
バリエーション豊かなスーツケースの他にも、旅のお供となるアイテムの収納や、特別な目的をもったケースを展開しているリモワ。テレビケースやゴルフクラブケース、ウォッチケース、ワインケースなど、主に趣味のためのグッズに向けたケースや、ギター、キーボード、ストラディバリウスのために特別にカスタムされたユニークなラゲージも会場に並ぶ。
展示のフィナーレを飾るのは、これまでの様々なブランドとのコラボレーションアイテムや、個人所有のケース、特別企画のための作品。ディオール(DIOR)やフェンディ(FENDI)、アディダス(adidas)、イソップ(Aēsop)などジャンルレスな協業によるアイテムが展示される。
さらに、アーティストやクリエイターによる作品や、テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラー、タトゥーアーティストのドクター・ウー、藤原ヒロシ、村上隆らが所有する貴重なラゲージもラインナップする。
【詳細】
リモワ「SEIT 1898」
期間:2023年6月9日(金)~18日(日)
場所:東京都渋谷区神宮前6-35-6 ヨドバシJ6ビル(旧ジング)
入場料:無料
※混雑時は予約済みの人を優先的に案内。公式サイト(https://rimowaseit1898.com/)
【問い合わせ先】
リモワ クライアントサービス
TEL:03-4571-1319