「冨樫義博展 -PUZZLE-」が、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタルにて2023年 7月15日(土)から9月3日(日)まで開催される。なお、その後、2023年11月18日(土)から2024年1月14日(日)までは福岡市博物館に巡回予定だ。
『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』を手掛け、漫画界屈指のストーリーテラーと称される冨樫義博(とがしよしひろ)。大胆かつ緻密な過程を経て生み出される作品の数々は、読者だけでなく、多くのクリエイターを魅了してきた。
今回の「冨樫義博展 -PUZZLE-」は、冨樫の画業35周年の節目を記念して企画された展覧会。複雑な設定を埋め込んだ世界観、読者を惹きつけてやまないキャラクター、様々な感情を生み出すストーリー、驚きが連続する描写力。『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の3作品を中心に、漫画原稿やカラーイラストなど330点以上の貴重な原画・制作資料を展示し、多角的な視点から作家性の真髄に迫る。
直筆原稿は冨樫の創造し続ける“パズル”のピースのよう。その1枚が完成に至るまでの思考や過程に思いをはせ、冨樫が積み上げて作り出した作品の魅力に没頭することができる。
プロローグエリアでは、冨樫の歴代作品に登場したキャラクターたちがパズルピースとなって出迎えてくれる。『幽☆遊☆白書』の幽助や飛影、蔵馬、そして『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークスやキルア=ゾルディックなどお馴染みの人気キャラクターたちが、冨樫義博の作品世界へと誘う。
次に向かうのは『幽☆遊☆白書』エリア。数々のバトルから生まれた名場面や忘れられない名台詞を刻んだ原稿が展示空間に並んでいる。幽助・桑原・飛影・蔵馬の4人の厳選されたアクションシーンは必見だ。
『レベルE』エリアでは、「バカ王子」を中心とした宇宙人と地球人の奇妙な交流を描いたSFストーリーをエピソードごとに展示。時空が歪んだかのような空間の中で名作の魅力に迫る。
現在も連載中の人気作品『HUNTER×HUNTER』エリアでは、ゴンたちの成長過程を追いながら、壮大かつ緻密な作品世界を名場面とともに紹介する。ゴンが強制的に成長したあのシーンやキルアとジョネスの対決シーンなどの原画も展示予定。また、水見式のグラスと、そこからあふれ出す念能力の数々をイメージした展示も登場する。
「冨樫義博」エリアでは、初期作品の原稿から、各作品のカラーイラスト、そして最新の描きおろしキービジュアルイラストなどを展示。冨樫義博の35年の画業をたどる。
会場では、オリジナルグッズも多数販売。『幽☆遊☆白書』複製原稿のセットやB2グラフィックポスターのセット、『HUNTER×HUNTER』のキルアのアクリルマグネットコレクションなどファン必見のラインナップとなっている。
会場に隣接する「カフェラボ(CAFE Lab.)」と本展のコラボレーションカフェも実施。『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の3作品から、フード・ドリンクをあわせて全9品のメニューが展開される。
【詳細】
「冨樫義博展 -PUZZLE-」
期間:2023年7月15日(土)~9月3日(日)
※会期中無休 本展覧会は全日日時指定制。
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル(B1階 イベントラボ/4階 ナレッジシアター)
住所:大阪府大阪市北区大深町3-1
開館時間:10:00〜19:30(最終入場は18:30)
問い合わせ先:050-5542-8600(ハローダイヤル/全日9:00~20:00)
■チケット情報
料金:一般 2,000円、中学・高校生 1,500円、4歳~小学生 1,000円
チケット取扱い:イープラスのみ
※チケットは全日日時指定制。
※グッズ付き入場券は一律3,900円(数量限定)
※18歳以上(保護者)1名につき、4歳未満の子供1名が「同伴幼児」として無料同伴入場できる。
※障がい者手帳を持っている場合でも、鑑賞にはチケットの購入が必要。ただし、介助者に関して無料同伴入場の特例あり。