「ザ・キャバレー」は、情熱的で熱狂的なライブショーに酔いしれながら、趣向を凝らしたカジュアルフレンチを堪能できる“イマーシブショーレストラン”だ。なんといっても魅力は、一流のエンターテイナーによる生演奏や生歌、生ダンスパフォーマンスなど、“ライブ感”にこだわり抜いた圧巻のパフォーマンスを間近で体験できること。アクロバティックな「カンカンダンス」や、豪華なシャンパンタワーの演出もショーを盛り上げる。
気になるメニューには、ビーフの赤ワイン煮込みなどの本格メイン料理から、カフェ利用時におすすめのキュートなドレスケーキまで、豊富なラインナップを用意。ショーと食事を楽しんでいたつもりが、気づいたら自分がステージ上に…?なんてこともあるので、その時は恥じらいを捨てて音楽に身を任せてみよう。
イマーシブシアター「江戸花魁奇譚(えどおいらんきたん)」では、江戸遊郭の独特な世界観や、そこに息づく住人や怪しげな雰囲気を再現。イマーシブ・フォート東京のなかで唯一のR指定となる同シアターでは、100パターン以上の官能的で刺激的なストーリーを用意している。自身の行動が少し違うだけで結末が異なるので、訪れるたびことなる物語へと没入できる。
<あらすじ>
ヨーロッパのとあるホテルで密かに開催される闇オークションに参加したあなた。オークションの目玉である、妖刀「藤烏」落札の瞬間、不思議な声が頭に鳴り響き、江戸の花街へと誘われる。 200年の時空を超えて、妖しく幻想的な花街を巡りながら、あなたは次第に妖刀「藤烏」に纏わる物語に取り込まれていき…。
2017年より講談社『週刊少年マガジン』で連載を開始し、コミックス累計発行部数7,000万部を突破した人気漫画『東京リベンジャーズ』をモチーフにした脱出型イマーシブシアターも誕生。武道やマイキー、ドラケンらお馴染みの“東京卍會メンバー”が目の前に登場し、ともに謎を解きながら絶対絶命のピンチを一緒に乗り越えていく。
特攻服の不良たちがリアルにぶつかりあう死闘は必見。タケミチがそうだったのようにゲストの行動が仲間の未来を左右する!?緊迫のミッションが続く。
また作中にて“東京卍會(とうきょうまんじかい)”結成の場として登場する「喫茶フラワー」が、実際の喫茶店として登場。イマーシブ・フォート東京の中心地であるゴールデンプラザに面した位置に店舗を構える。入口から一歩足を踏み入れれば、まるで2005年の渋谷にタイムリープしたかのようなノスタルジーな気分を味わえそう。
東卍メンバーが“今まさにそこにいた”かのような気配を感じる演出が随所に散りばめられており、アトラクションの前後に体験することで、より深く『東京リベンジャーズ』の世界観を堪能することができる。マイキーやドラケンの髪型をおにぎりで表現した「東卍創設ボックス」や「タケミっちのクリームソーダ」など、ストーリーやキャラクターにちなんだメニューの数々は、テイクアウトも可能。食べ歩きにもぴったりだ。
ホラー好きにおすすめしたいのは、19世紀末のイギリスが舞台のホラーメイズ「ジャック・ザ・リッパー (Jack the Ripper) ホワイトチャペルの殺人鬼」。謎に包まれた猟奇的殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)」の殺人現場を目撃し、ジャックの次の標的になってしまった“あなた”が主人公だ。
1つのロープを最大8名までのグループで握ったら、アトラクションがスタート。135年前のロンドンの世界観の中、全員でゆっくりと路地裏を進んでいく。不気味なマスクや、白銀に輝く大型ナイフ、転がる無残な死体、そして傍らに立つ黒い影…。数々の恐怖の中、「もし自分が殺人鬼に追いかけられる存在だったら?」という妄想が現実となる。