企画展「大大名(スーパースター)の名宝─永青文庫×静岡県美の狩野派展」が、静岡県立美術館にて、2023年10月17日(火)から12月10日(日)まで開催される。
東京の永青文庫(えいせいぶんこ)は、現在の熊本県にあたる肥後国を治めた大大名、細川家の下屋敷跡にある美術館だ。大名家伝来の作品を保管する美術館や博物館のなかでも屈指のコレクションを擁しており、約94,000点にのぼる所蔵品のなかには、狩野派の傑作や重要作が含まれている。
企画展「大大名(スーパースター)の名宝─永青文庫×静岡県美の狩野派展」では、永青文庫の狩野派の優品を、静岡県立美術館が所蔵する狩野派作品とともに紹介。狩野元信《細川澄元像》(重要文化財)をはじめ、狩野探幽《富士山図》、狩野養信《胡蝶船遊之図》などの作品とともに、室町時代から江戸時代末にいたる、狩野派の約400年の歴史をたどってゆく。
また、狩野派による中国絵画の鑑定や大名道具にまつわる仕事に光をあてるほか、熊本藩の御用絵師であった肥後狩野派についても紹介する。
企画展「大大名(スーパースター)の名宝─永青文庫×静岡県美の狩野派展」
会期:2023年10月17日(火)〜12月10日(日)
会場:静岡県立美術館
住所:静岡県静岡市駿河区谷田53-2
開館時間:10:00~17:30(展示室への入室は17:00まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,400円(1,200円)、70歳以上 700円(600円)、大学生以下 無料
※( )内は、前売および20名以上の団体料金
※団体の申込の際には美術館総務課へ問い合わせのこと
※企画展の入場者は、収蔵品展、ロダン館もあわせて観覧可
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
静岡県立美術館
TEL:054-263-5755