銀座三越は、小説『和菓子のアン』シリーズとコラボレーションした和菓子イベント「本和菓衆×和菓子のアン」を、2023年11月8日(水)から11月14日(火)まで開催する。
坂木司のベストセラー小説『和菓子のアン』と銀座三越が2020年以来3年ぶりにコラボレーション。2023年10月発売の新刊『アンと幸福』を含む、『和菓子のアン』シリーズ4作品から着想を得た、新作和菓子が一堂に集結する。それぞれの和菓子を手掛けたのは、全国の老舗和菓子店の若旦那衆が集った「本和菓衆(ほんわかしゅう)」。全8ブランドの職人が手掛けた、個性豊かな和菓子が揃う。
例えば、島根・松江の御菓子司 彩雲堂(さいうんどう)からは、小説『アンと幸福』のクライマックスで登場する和菓子を再現した「柚もなか」が登場。爽やかな青柚子ペーストと白餡で作ったなめらかな柚子餡を最中にたっぷりと詰め込んだ1品だ。店頭には厨房を設置し、できたての最中を実演販売する。
北海道・江差町の五勝手屋本舗(ごかってやほんぽ)は、『アンと幸福』の表紙の柑橘にちなんだ羊羹「つかの間」を用意。カラメルやオレンジリキュール「グラン・マルニエ」、蜜柑ピールのジャムを看板商品の五勝手屋羊羹に練り込み、フランスの伝統菓子「クレープジュゼット」を思わせる味わいに仕上げている。あっさりとした金時豆の甘みと、蜜柑の風味、食感の絶妙なバランスを味わえる。
また、岐阜県大垣市の田中屋せんべい総本家が手掛ける山椒や糀の甘酒の煎餅や、三重県津市の平治煎餅本店によるたまご煎餅、愛知・名古屋のきよめ餅総本家が販売する焼き芋の生菓子や薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)など、『和菓子のアン』シリーズとコラボレーションした多彩な和菓子が勢揃い。山形城下の乃し梅本舗 佐藤屋は、キントン「秋のみちゆき」や乃し梅入り餡を包んだ餅「光琳菊」など、作中に登場した生菓子を具現化して販売する。
【詳細】
本和菓衆×和菓子のアン
開催期間:2023年11月8日(水)~11月14日(火)
会場:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
住所:東京都中央区銀座4-6-16
商品例:
・〈御菓子司 彩雲堂〉柚もなか(1個) 216円 ※1,500点限り
・〈龜屋〉のし餅大福(2個) 648円、豆大福(3個入) 648円
・〈五勝手屋本舗〉つかの間(8個入) 1,404円 ※200点限り
・〈田中屋せんべい総本家〉さんしょ煎餅(55g) 540円、甘酒せんべい ふるめんと(6枚入) 648円
・〈平治煎餅本店〉辻占2023(5個) 701円、みつ屋のたまご煎餅(16枚/2枚×8包) 1,080円 ※各300点限り
・〈きよめ餅総本家〉五色薯蕷(38g/1個) 432円、みるくいも(38g/1個) 432円、初音(38g/1個) 432円 ※各300点限り
・〈乃し梅本舗 佐藤屋〉みつやの生菓子「光琳菊」、「秋のみちゆき」、「薯蕷饅頭」 (各1個) 各540円
・〈深川屋陸奥大掾〉橘(たちばな)(1個入/1箱) 540円
※イベント内容は、諸般の事情により予告なく変更・中止となる場合あり。
【問い合わせ先】
銀座三越
TEL:03-3562-1111(大代表)