特別展「日本の巨大ロボット群像」が、京都文化博物館にて、2024年7月6日(土)から9月1日(日)まで開催される。福岡市美術館などでも開催された巡回展だ。
日本では、架空のロボットが登場するアニメーション、いわゆるロボットアニメは、いまや大衆文化のひとつとなっている。1963年の『鉄人28号』を皮切りに、『マジンガーZ』や『機動戦士ガンダム』などの影響のもと、現在にいたるまで多くのロボットアニメが製作され、さまざまなロボットがデザインされてきた。
日本のロボットアニメにおけるデザインの変遷は、他国のアニメーションには見られない、独自の展開を経ている。そこには、空想上の存在であるロボットに、いかにして映像的な「リアリティ」を与えるのかという、デザイン上、設定上の工夫が凝らされているのだ。
特別展「日本の巨大ロボット群像」では、ロボットの「リアリティ」をかたちづくるうえで重要な役割を担った設定上の「メカニズム」と「大きさ」に着目しつつ、『鉄人28号』から近年のロボットアニメまでを紹介。ロボットのデザインと映像表現の歴史をたどるとともに、「巨大ロボットとは何か」について考える。
特別展「日本の巨大ロボット群像」
会期:2024年7月6日(土)〜9月1日(日)
会場:京都文化博物館 4階・3階展示室
住所:京都府京都市中京区三条高倉
開館時間:10:00〜18:00(金曜日は19:30まで)
※入場はいずれも閉室30分前まで
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日に休館)
観覧料(予定):一般・大学生 1,800円(1,600円)、中学・高校生 1,300円(1,100円)、小学生700円(500円)、未就学児 無料(要保護者同伴)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は、4月27日(土)から7月5日(金)まで販売
※障がい者手帳などの提示者および付添者1名までは無料
※上記料金で2階総合展示と3階フィルムシアターも観覧可(フィルムシアターは催事により要別途料金の場合あり)
【問い合わせ先】
京都文化博物館
TEL:075-222-0888