企画展「難波田龍起」が、東京オペラシティアートギャラリーにて、2025年7月11日(金)から10月2日(木)まで開催される。
第二次世界大戦後の日本において、抽象絵画の先駆者として活躍した洋画家、難波田龍起(なんばた たつおき)。企画展「難波田龍起」は、代表作の数々を四半世紀ぶりに一堂に集め、難波田の画業を総覧する展覧会だ。
明治38年(1905年)に生まれた難波田は、大正時代末、高村光太郎との出会いから画家を志し、身近な風景やいにしえの時代への憧れを描くことから画業をスタート。戦後には抽象絵画へと大きく転換し、国外からもたらされる最新の美術動向に学つつも染まることなく、また特定の運動にも属することもなく、独自の創作を手がけ続けた。
本展では、代表作となる大作から水彩、版画、ドローイング、習作まで、難波田の作品や資料など100点以上を公開。東京オペラシティアートギャラリーの収蔵品ばかりでなく、国内の美術館の所蔵品や個人蔵の作品を交えつつ、戦前の《ヴィナスと少年》から、《たたかいの日々》や《昇天》、《原初的風景A》といった抽象絵画まで、難波田の足跡をたどってゆく。
企画展「難波田龍起」
会期:2025年7月11日(金)〜10月2日(木)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
開館時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)、8月3日(日・全館休館日)
観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高校・大学生 1,000円(800円)、中学生以下 無料
※( )内は各種割引料金
※同時開催「昼と夜|収蔵品展084 寺田コレクションより」および「project N 99 大久保紗也」も観覧可
※障害者手帳の所持者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL:050-5541-8600