書籍『世界のビーズ図鑑』が、2024年3月25日(月)に発売される。
民族衣装からイブニングドレスといった美しいドレスまで、古くから身近な装飾材料として親しまれてきたビーズ。地域によっては、護符として、あるいはステイタスを示すものとして衣服の装飾や装身具として用いられてきた。
『世界のビーズ図鑑』は、世界各地の多彩なビーズ文化を楽しめる書籍。主に文化学園服飾博物館の所蔵品の中から、約40か国のビーズを500点以上の写真で紹介する。ビジュアルと共にどのようなビーズが使用されているのか、またその意味や素材、交易ルート、さらには人々はなぜビーズを身に着けるのかについて解説される。
内容は、「第1章 ビーズとは」、「第2章 世界の民族とビーズ」、「第3章 ファッションとビーズ」、「第4章 もっと知りたいビーズの世界」で構成。4章では、「現代のビーズアート」として、オートクチュール刺繍デザイナーで文化学園大学特任教授でもある田川啓二のビーズアート作品も紹介している。
なお、東京の文化学園服飾博物館では、展覧会「世界のビーズ」を、2024年7月19日(金)から11月4日(月)まで開催。ヨーロッパのドレス、アジアやアフリカの民族の衣服や装身具など、約40か国のビーズを展示する。
『世界のビーズ図鑑』文化学園服飾博物館 編著
発売日:2024年3月25日(月)
価格:3,278円
出版:株式会社ラトルズ
仕様:フルカラー、B5判、176ページ
■展覧会情報
展覧会「世界のビーズ」
会期:2024年7月19日(金)~11月4日(月)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F
入館料:一般 500円、高校・大学生 300円、小・中学生 200円